円と直線の位置関係(異なる2点で交わる、接する、共有点をもたない)を調べ、共有点がある場合はその座標を求める問題です。ここでは、問題番号(1)と(3)を解きます。 (1) 円: $x^2 + y^2 = 1$, 直線: $x - y = 1$ (3) 円: $x^2 + y^2 = 2$, 直線: $2x + 3y = 6$
2025/6/4
1. 問題の内容
円と直線の位置関係(異なる2点で交わる、接する、共有点をもたない)を調べ、共有点がある場合はその座標を求める問題です。ここでは、問題番号(1)と(3)を解きます。
(1) 円: , 直線:
(3) 円: , 直線:
2. 解き方の手順
(1) 円: , 直線: の場合
まず、直線の方程式から を で表します。
これを円の方程式に代入します。
したがって、 または です。
のとき、
のとき、
したがって、共有点はとの2点です。
これは円と直線が異なる2点で交わる場合です。
(3) 円: , 直線: の場合
まず、直線の方程式から を で表します。
これを円の方程式に代入します。
この2次方程式の判別式を計算します。
判別式なので、この2次方程式は実数解を持ちません。
したがって、円と直線は共有点を持ちません。
3. 最終的な答え
(1) 異なる2点で交わる。共有点の座標はと。
(3) 共有点を持たない。