関数 $f(x) = -x^3 + 12x^2 - 45x + 45$ の区間 $0 \le x \le a$ における最小値と最大値を求める問題です。ただし、最小値は $0 < a < \boxed{} , a > \boxed{}$ のときと $\boxed{} \le a \le \boxed{}$ のとき、最大値は $\boxed{}$ という形で、それぞれ当てはまる数を答える形式です。

解析学微分関数の最大最小増減表三次関数
2025/6/4

1. 問題の内容

関数 f(x)=x3+12x245x+45f(x) = -x^3 + 12x^2 - 45x + 45 の区間 0xa0 \le x \le a における最小値と最大値を求める問題です。ただし、最小値は 0<a<,a>0 < a < \boxed{} , a > \boxed{} のときと a\boxed{} \le a \le \boxed{} のとき、最大値は \boxed{} という形で、それぞれ当てはまる数を答える形式です。

2. 解き方の手順

まず、与えられた関数 f(x)f(x) を微分して、増減表を作成します。
f(x)=3x2+24x45=3(x28x+15)=3(x3)(x5)f'(x) = -3x^2 + 24x - 45 = -3(x^2 - 8x + 15) = -3(x-3)(x-5)
f(x)=0f'(x) = 0 となるのは x=3x=3 または x=5x=5 のときです。
f(0)=45f(0) = 45
f(3)=27+129453+45=27+108135+45=9f(3) = -27 + 12 \cdot 9 - 45 \cdot 3 + 45 = -27 + 108 - 135 + 45 = -9
f(5)=125+1225455+45=125+300225+45=5f(5) = -125 + 12 \cdot 25 - 45 \cdot 5 + 45 = -125 + 300 - 225 + 45 = -5
増減表は以下のようになります。
| x | 0 | ... | 3 | ... | 5 | ... | a |
|------|------|------|------|------|------|------|------|
| f'(x)| | - | 0 | + | 0 | - | |
| f(x) | 45 | ↓ | -9 | ↑ | -5 | ↓ | f(a) |
0<a<30 < a < 3 のとき、最小値は f(a)=a3+12a245a+45f(a) = -a^3 + 12a^2 - 45a + 45 になります。
a>5a > 5 のときも、最小値は f(a)=a3+12a245a+45f(a) = -a^3 + 12a^2 - 45a + 45 になります。
3a53 \le a \le 5 のとき、最小値は f(3)=9f(3) = -9 になります。
したがって、
0<a<3,a>50 < a < 3, a > 5 のとき、最小値は f(a)=a3+12a245a+45f(a) = -a^3 + 12a^2 - 45a + 45
3a53 \le a \le 5 のとき、最小値は 9-9
次に、最大値を考えます。
0xa0 \le x \le aの範囲で
0<a30 < a \le 3 のとき、最大値はf(0)=45f(0) = 45
a>3a > 3 のとき、0とaのどちらが最大か分からないため、比較が必要。
f(0)=45f(0) = 45
0a50 \le a \le 5 のとき、最大値は f(0)=45f(0)=45
a>5a>5 のとき、f(0)=45f(0)=45
したがって、0a50 \le a \le 5 のとき最大値は45

3. 最終的な答え

最小値:
0<a<3,a>50 < a < 3, a > 5 のとき、a3+12a245a+45-a^3 + 12a^2 - 45a + 45
3a53 \le a \le 5 のとき、 9-9
最大値: 4545
空欄を埋めると、
最小値: a3+12a245a+45-a^3 + 12a^2 - 45a + 45 (0<a<3,a>5(0 < a < 3, a > 5 のとき)
9-9 (3a5(3 \le a \le 5 のとき)
最大値: 4545
したがって、
1: 3
2: 5
3: 3
4: 5
5: 4
6: 5
答え
1: 3
2: 5
3: 3
4: 5
5: 4
6: 5

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