与えられた恒等式を用いて、各項を部分分数に分解する。
S=1⋅31+3⋅51+5⋅71+⋯+(2n−1)(2n+1)1=∑k=1n(2k−1)(2k+1)1 恒等式を用いると、
S=∑k=1n21(2k−11−2k+11)=21∑k=1n(2k−11−2k+11) ここで、和を書き下すと、
S=21[(11−31)+(31−51)+(51−71)+⋯+(2n−11−2n+11)] これは望遠鏡和(telescoping sum)と呼ばれるものであり、多くの項が打ち消しあう。残るのは最初の項と最後の項のみである。
S=21(1−2n+11)=21(2n+12n+1−1)=21(2n+12n)=2n+1n