(1) a2−3ab−18b2 この式は、aに関する二次式と見ることができます。定数項が −18b2 なので、積が-18になる2つの数を見つけ、それらの和が-3になるようにします。その数は、3と-6です。よって、 a2−3ab−18b2=(a+3b)(a−6b) (2) 4x2−9y2+4x+1 この式は、まず 4x2+4x+1 を (2x+1)2 と因数分解できることに気づきます。すると、元の式は (2x+1)2−9y2 となります。これは平方の差なので、以下のように因数分解できます。 (2x+1)2−(3y)2=(2x+1+3y)(2x+1−3y) (3) 2x2−7x+3 この式は、xに関する二次式です。たすき掛けを使って因数分解します。
2x2−7x+3=(2x−1)(x−3) (4) 12x2−8xy−15y2 この式は、xとyに関する二次式です。たすき掛けを使って因数分解します。
12x2−8xy−15y2=(6x+5y)(2x−3y) (5) 27x3+8y3 この式は、a3+b3=(a+b)(a2−ab+b2) の公式を利用します。 27x3+8y3=(3x)3+(2y)3=(3x+2y)((3x)2−(3x)(2y)+(2y)2)=(3x+2y)(9x2−6xy+4y2) (6) x2−xy−12y2−x+11y−2 この式は、まず x2−xy−12y2 の部分を因数分解します。x2−xy−12y2=(x−4y)(x+3y) 次に、与式を (x−4y)(x+3y)−x+11y−2 と変形します。 ここで、x−4y=A と置換すると、x=A+4y となります。これを式に代入すると、 A(A+4y+3y)−(A+4y)+11y−2=A(A+7y)−A−4y+11y−2=A2+7yA−A+7y−2 A2+(7y−1)A+(7y−2) これを因数分解すると、(A+1)(A+7y−2) A を元に戻すと、(x−4y+1)(x−4y+7y−2)=(x−4y+1)(x+3y−2)