はい、承知いたしました。問題文に示されている関数の一つについて、極値、凹凸、漸近線を調べ、グラフの概形を描く問題に取り組みます。ここでは、(3) の関数について解析します。
1. 問題の内容
関数 の極値、凹凸、漸近線を調べ、そのグラフの概形を描いてください。
2. 解き方の手順
(1) 定義域:
は で定義されます。
(2) 導関数と極値:
まず、一階導関数を求めます。
となる を求めます。
次に、二階導関数を求めます。
のとき、 なので、 で極小値をとります。
極小値は
のとき、 なので、 で極大値をとります。
極大値は
(3) 凹凸:
なので、 となるのは のとき、 となるのは のときです。
したがって、 で下に凸、 で上に凸となります。変曲点はありません。
(4) 漸近線:
のとき、
のとき、
のとき、
のとき、
は垂直漸近線です。
また、 のとき、 となるので、 は斜め漸近線です。
同様に、 のときも、 は斜め漸近線です。
(5) グラフの概形:
以上の情報を基にグラフを描きます。
- に垂直漸近線
- に斜め漸近線
- で極小値2
- で極大値-2
- で下に凸
- で上に凸
3. 最終的な答え
関数 について:
- 極大値: で
- 極小値: で
- 凹凸: で下に凸、 で上に凸
- 漸近線: (垂直漸近線)、 (斜め漸近線)
グラフの概形は上記の特徴を持つ曲線となります。