与えられた問題は3つあります。 (1) 1週間の最高気温データが与えられ、平均値が33℃であるときの$x$の値を求め、その時の標準偏差を求める問題。ただし、$x$の値はすでに34と求められている。 (2) 6つの値21, 13, 16, 15, 18, $x$からなるデータの平均値が$x - 2$のときの$x$の値を求める問題。 (3) 12人の生徒の小テストの得点データがあり、6人の平均と分散、残りの6人の平均と分散が与えられたとき、全体の分散を求める問題。
2025/6/5
1. 問題の内容
与えられた問題は3つあります。
(1) 1週間の最高気温データが与えられ、平均値が33℃であるときのの値を求め、その時の標準偏差を求める問題。ただし、の値はすでに34と求められている。
(2) 6つの値21, 13, 16, 15, 18, からなるデータの平均値がのときのの値を求める問題。
(3) 12人の生徒の小テストの得点データがあり、6人の平均と分散、残りの6人の平均と分散が与えられたとき、全体の分散を求める問題。
2. 解き方の手順
(1)
は既に34と求められているので、標準偏差を求めます。
データの平均は33なので、各データの偏差は、
34 - 33 = 1
31 - 33 = -2
29 - 33 = -4
34 - 33 = 1
34 - 33 = 1
35 - 33 = 2
34 - 33 = 1
となります。
分散は、偏差の二乗の平均なので、
標準偏差は、分散の平方根なので、となります。
(2)
6つの値21, 13, 16, 15, 18, の平均値がなので、
(3)
全体の平均を求めます。6人の平均が10、残りの6人の平均が4なので、
全体の平均は、
全体の分散を求めます。6人の分散が10、残りの6人の分散が6なので、
6人のデータの2乗の平均は、分散 + (平均)^2 = 10 + (10)^2 = 10 + 100 = 110
6人のデータの2乗の和は、110 * 6 = 660
残りの6人のデータの2乗の平均は、分散 + (平均)^2 = 6 + (4)^2 = 6 + 16 = 22
残りの6人のデータの2乗の和は、22 * 6 = 132
12人全体のデータの2乗の和は、660 + 132 = 792
12人全体のデータの2乗の平均は、792 / 12 = 66
全体の分散は、(2乗の平均) - (平均)^2 = 66 - (7)^2 = 66 - 49 = 17
3. 最終的な答え
(1) 標準偏差: 2
(2) : 19
(3) 全体の分散: 17