絶対値を含む方程式なので、場合分けをして考えます。
x+1<0 かつ x−1<0 なので、 ∣x+1∣=−(x+1)、 ∣x−1∣=−(x−1) となります。 したがって、方程式は
−(x+1)−(x−1)=2x+8 −x−1−x+1=2x+8 −2x=2x+8 x=−2 は x<−1 を満たすので、解の候補となります。 (2) −1≤x<1 のとき x+1≥0 かつ x−1<0 なので、 ∣x+1∣=x+1、 ∣x−1∣=−(x−1) となります。 したがって、方程式は
(x+1)−(x−1)=2x+8 x+1−x+1=2x+8 x=−3 は −1≤x<1 を満たさないので、解ではありません。 x+1>0 かつ x−1≥0 なので、 ∣x+1∣=x+1、 ∣x−1∣=x−1 となります。 したがって、方程式は
(x+1)+(x−1)=2x+8 x+1+x−1=2x+8 これは矛盾しているので、この範囲に解はありません。
(4) 解の確認
x=−2を元の方程式に代入して確認します。 ∣−2+1∣+∣−2−1∣=2(−2)+8 ∣−1∣+∣−3∣=−4+8