まず、線分ABを表すベクトルを求める。
AB=OB−OA=(−1,0,0)−(0,−1,1)=(−1,1,−1) 次に、線分AB上の任意の点Pの座標をパラメータ表示する。
OP=OA+tAB=(0,−1,1)+t(−1,1,−1)=(−t,−1+t,1−t) ここで、0≤t≤1 点Pからz軸に下ろした垂線の足をHとする。点Pをz軸周りに回転させたときの半径をrとする。
rはPのx座標とy座標から求められる。
r2=x2+y2=(−t)2+(−1+t)2=t2+(t−1)2=t2+t2−2t+1=2t2−2t+1 r=2t2−2t+1 微小な線分の長さdsを計算する。
ds=∣AB∣dt=(−1)2+12+(−1)2dt=3dt 回転体の微小体積dVは、半径rの円の面積に微小な線分の長さdsを掛けたものとして計算できる。
dV=πr2ds=π(2t2−2t+1)3dt 求める体積Vは、tを0から1まで積分することで得られる。
V=∫01π(2t2−2t+1)3dt=π3∫01(2t2−2t+1)dt=π3[32t3−t2+t]01 V=π3(32−1+1)=π3(32)=323π