(a) 標本平均の計算
標本平均は、データの総和をデータ数で割ることで計算されます。
標本平均=データ数データの総和 計算式は、
4131+135+140+138 これを計算すると、
4544=136 したがって、標本平均は136です。
(b) 95%信頼区間の計算
標本平均の分布は、母平均μを平均値に持ち、nσを標準偏差に持つ正規分布に従うと仮定します。ここで、σは母標準偏差、nはサンプルサイズです。 問題文から、与えられた不等式は
−1.96≤σ/nxˉ−μ≤1.96 で表されます。ここでxˉは標本平均です。 σが不明なため標本標準偏差 s で代用し、t分布を利用することになるが、ここでは正規分布を利用するものとして進めます。s はサンプルサイズ4の標本から推定する必要があります。 s2=n−1∑i=1n(xi−xˉ)2 ここで、xi は各データ点、xˉは標本平均です。 s2=4−1(131−136)2+(135−136)2+(140−136)2+(138−136)2 s2=3(−5)2+(−1)2+(4)2+(2)2 s2=325+1+16+4=346≈15.33 したがって、s=15.33≈3.92 となります。 標本平均の標準誤差は
ns=43.92=23.92=1.96 したがって、
−1.96≤1.96136−μ≤1.96 −1.96×1.96≤136−μ≤1.96×1.96 −3.8416≤136−μ≤3.8416 −3.8416−136≤−μ≤3.8416−136 −139.8416≤−μ≤−132.1584 132.1584≤μ≤139.8416 よって95%信頼区間は[132.16, 139.84] となります。(小数点以下2桁で四捨五入)