1200gの水に300gの食塩を溶かして食塩水を作ります。その食塩水から240gを取り出し、その後、水を加えて15%の食塩水を作るために、何gの水を加えればよいか求める問題です。

算数食塩水濃度割合方程式
2025/6/6

1. 問題の内容

1200gの水に300gの食塩を溶かして食塩水を作ります。その食塩水から240gを取り出し、その後、水を加えて15%の食塩水を作るために、何gの水を加えればよいか求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、最初の食塩水の濃度を計算します。
食塩水の濃度は、(食塩の量) / (食塩水の量) で求められます。
最初の食塩水の濃度は、 300/(1200+300)=300/1500=1/5=0.2=20300 / (1200 + 300) = 300 / 1500 = 1/5 = 0.2 = 20% です。
次に、240gの食塩水を取り出した後の食塩の量を計算します。取り出した食塩水に含まれる食塩の量は、 240×0.2=48240 \times 0.2 = 48gです。
取り出した後の食塩水の量は 1500240=12601500 - 240 = 1260gです。
残った食塩水中の食塩の量は 30048=252300 - 48 = 252gです。
次に、水をxg加えた後の食塩水の濃度が15%になるように方程式を立てます。
水の量をxとすると、食塩水の量は 1260240+x=1020+x1260 - 240 + x = 1020 + xとなります。
この時の濃度は252/(1260240+x)=0.15252 / (1260-240 + x) = 0.15で表すことができます。
食塩の量は変わらないので、以下の式が成り立ちます。
2521020240+x=0.15\frac{252}{1020-240+x} = 0.15
2521260240+x300+300=0.15\frac{252}{1260-240+x-300+300} = 0.15
2521020+x=0.15\frac{252}{1020+x} = 0.15
252=0.15×(1020+x)252 = 0.15 \times (1020+x)
252=153+0.15x252 = 153 + 0.15x
252153=0.15x252 - 153 = 0.15x
99=0.15x99 = 0.15x
x=99/0.15x = 99 / 0.15
x=660x = 660
したがって、加えるべき水の量は660gです。

3. 最終的な答え

660 g

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