与えられたL字型の図形の面積と等しい面積を持つ長方形を作る時、長方形の縦と横の長さを、$x$ の一次式で表しなさい。ただし、長方形の横の長さは縦の長さよりも長いものとする。L字型の図形の各辺の長さは、$x, x+2, x, x-4$ で与えられています。

代数学面積因数分解一次式長方形図形
2025/6/6

1. 問題の内容

与えられたL字型の図形の面積と等しい面積を持つ長方形を作る時、長方形の縦と横の長さを、xx の一次式で表しなさい。ただし、長方形の横の長さは縦の長さよりも長いものとする。L字型の図形の各辺の長さは、x,x+2,x,x4x, x+2, x, x-4 で与えられています。

2. 解き方の手順

まず、L字型の図形の面積を計算します。これは、大きな長方形から小さな長方形を引くことで求められます。大きな長方形の面積は x(x+2)x(x+2) であり、小さな長方形の面積は (x(x4))(x(x))=40=0(x-(x-4))(x-(x))=4\cdot 0 = 0となり、L字型の図形は大きな長方形から何も引いていないことになります。
したがって、L字型の図形の面積は、x(x+2)=x2+2xx(x+2)=x^2+2x となります。
次に、この面積を持つ長方形の縦と横の長さを求めます。長方形の面積は縦×横で表されるので、縦の長さをaa、横の長さをbbとおくと、ab=x2+2xab=x^2+2xとなります。また、aabbxxの一次式で表される必要があります。
x2+2xx^2+2xを因数分解すると、x(x+2)x(x+2)となります。
問題文の条件から、長方形の横の長さは縦の長さよりも長い必要があるため、a<ba < bです。
仮に縦の長さをxx、横の長さをx+2x+2とした場合、これは与えられたL字型の図形の外側の長方形と等しくなります。
よって、縦の長さをxx、横の長さをx+2x+2とすると、問題の条件を満たします。

3. 最終的な答え

縦の長さ:xx cm
横の長さ:x+2x+2 cm

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