数列 10, 5, x, y の各項の逆数を順に並べた数列が等差数列であるとき、x, y の値を求めよ。

代数学数列等差数列逆数
2025/6/6

1. 問題の内容

数列 10, 5, x, y の各項の逆数を順に並べた数列が等差数列であるとき、x, y の値を求めよ。

2. 解き方の手順

数列 10, 5, x, y の逆数を並べた数列が等差数列であるので、110,15,1x,1y\frac{1}{10}, \frac{1}{5}, \frac{1}{x}, \frac{1}{y} は等差数列である。
この数列の公差を dd とすると、
15110=d\frac{1}{5} - \frac{1}{10} = d
1x15=d\frac{1}{x} - \frac{1}{5} = d
1y1x=d\frac{1}{y} - \frac{1}{x} = d
まず、dd の値を計算する。
d=15110=210110=110d = \frac{1}{5} - \frac{1}{10} = \frac{2}{10} - \frac{1}{10} = \frac{1}{10}
次に、1x\frac{1}{x} を求める。
1x=15+d=15+110=210+110=310\frac{1}{x} = \frac{1}{5} + d = \frac{1}{5} + \frac{1}{10} = \frac{2}{10} + \frac{1}{10} = \frac{3}{10}
よって、x=103x = \frac{10}{3}
最後に、1y\frac{1}{y} を求める。
1y=1x+d=310+110=410=25\frac{1}{y} = \frac{1}{x} + d = \frac{3}{10} + \frac{1}{10} = \frac{4}{10} = \frac{2}{5}
よって、y=52y = \frac{5}{2}

3. 最終的な答え

x=103x = \frac{10}{3}, y=52y = \frac{5}{2}

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