問題2:2桁の自然数のうち、各位の数の積が偶数になる自然数は何個あるか。 問題3:大中小3個のさいころを投げるとき、次のようになる場合は何通りあるか。 (1) 目がすべて異なる。 (2) 少なくとも2個が同じ目

確率論・統計学場合の数確率組み合わせ整数
2025/6/7

1. 問題の内容

問題2:2桁の自然数のうち、各位の数の積が偶数になる自然数は何個あるか。
問題3:大中小3個のさいころを投げるとき、次のようになる場合は何通りあるか。
(1) 目がすべて異なる。
(2) 少なくとも2個が同じ目

2. 解き方の手順

問題2:
2桁の自然数は10から99までの90個あります。
各位の数の積が偶数になるのは、少なくともどちらか一方が偶数であればよい。
積が奇数になるのは、両方とも奇数の場合だけです。
1から9までの奇数は1,3,5,7,9の5個。
2桁の自然数のうち、十の位と一の位が両方とも奇数であるものの個数は、5×5=255 \times 5 = 25個。
したがって、各位の数の積が偶数になる2桁の自然数は9025=6590 - 25 = 65個。
問題3:
(1) 大中小3個のさいころの目がすべて異なる場合を考える。
大きいさいころの目は1から6の6通り。
中のさいころの目は大きいさいころの目以外の5通り。
小さいさいころの目は大きいさいころと中のさいころの目以外の4通り。
したがって、6×5×4=1206 \times 5 \times 4 = 120通り。
(2) 大中小3個のさいころの少なくとも2個が同じ目である場合を考える。
全事象は6×6×6=2166 \times 6 \times 6 = 216通り。
少なくとも2個が同じ目である場合の数は、全事象からすべて異なる場合を除けばよい。
(1)より、すべて異なる場合は120通り。
したがって、少なくとも2個が同じ目である場合の数は216120=96216 - 120 = 96通り。

3. 最終的な答え

問題2:65個
問題3(1):120通り
問題3(2):96通り

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