平行四辺形ABCDにおいて、対角線ACを2:1に内分する点をP、辺CDの中点をQとする。$\vec{BA} = \vec{a}$, $\vec{BC} = \vec{b}$とするとき、3点B, P, Qが一直線上にあることを証明する。
2025/6/7
1. 問題の内容
平行四辺形ABCDにおいて、対角線ACを2:1に内分する点をP、辺CDの中点をQとする。, とするとき、3点B, P, Qが一直線上にあることを証明する。
2. 解き方の手順
まず、とをとを用いて表す。
点Pは線分ACを2:1に内分するので、である。
なので、
となる。
したがって、
...(1)
次に、点Qは辺CDの中点なので、となる。
よって、
...(2)
ここで、となるような実数kが存在することを示す。
(1)よりなので、
となる。
これがと等しくなるためには、
かつ が必要である。
よりであり、
よりである。
したがって、のとき、となる。
これは、とが平行であることを意味し、かつ点Bを共有するので、3点B, P, Qは一直線上にある。
3. 最終的な答え
3点B, P, Qは一直線上にある。