$ -1 < x < 2 $ かつ $ 1 < y < 3 $ のとき、 $ 2x + 3y $ のとりうる値の範囲を求める。

代数学不等式一次不等式絶対値方程式連立方程式文章問題
2025/6/7
## 問題8 (1) の解答

1. 問題の内容

1<x<2 -1 < x < 2 かつ 1<y<3 1 < y < 3 のとき、 2x+3y 2x + 3y のとりうる値の範囲を求める。

2. 解き方の手順

まず、2x 2x の範囲を求める。不等式の各辺を2倍する。
1<x<2 -1 < x < 2
2<2x<4 -2 < 2x < 4
次に、3y 3y の範囲を求める。不等式の各辺を3倍する。
1<y<3 1 < y < 3
3<3y<9 3 < 3y < 9
2x+3y 2x + 3y の範囲を求めるために、2x 2x 3y 3y の範囲を足し合わせる。
2<2x<4 -2 < 2x < 4
3<3y<9 3 < 3y < 9
------------------
1<2x+3y<13 1 < 2x + 3y < 13

3. 最終的な答え

1<2x+3y<13 1 < 2x + 3y < 13
## 問題8 (2) の解答

1. 問題の内容

1<x<2 -1 < x < 2 かつ 1<y<3 1 < y < 3 のとき、 5x3y 5x - 3y のとりうる値の範囲を求める。

2. 解き方の手順

まず、5x 5x の範囲を求める。不等式の各辺を5倍する。
1<x<2 -1 < x < 2
5<5x<10 -5 < 5x < 10
次に、3y -3y の範囲を求める。不等式の各辺を-3倍する。不等号の向きが変わることに注意する。
1<y<3 1 < y < 3
3>3y>9 -3 > -3y > -9
不等号の向きを揃えると
9<3y<3 -9 < -3y < -3
5x3y 5x - 3y の範囲を求めるために、5x 5x 3y -3y の範囲を足し合わせる。
5<5x<10 -5 < 5x < 10
9<3y<3 -9 < -3y < -3
------------------
14<5x3y<7 -14 < 5x - 3y < 7

3. 最終的な答え

14<5x3y<7 -14 < 5x - 3y < 7
## 問題9 (1) の解答

1. 問題の内容

不等式 3xx+12<2x+8 3x \le x + 12 < 2x + 8 を解く。

2. 解き方の手順

この不等式は、3xx+12 3x \le x + 12 かつ x+12<2x+8 x + 12 < 2x + 8 という2つの不等式に分解できる。
まず、3xx+12 3x \le x + 12 を解く。
3xx12 3x - x \le 12
2x12 2x \le 12
x6 x \le 6
次に、x+12<2x+8 x + 12 < 2x + 8 を解く。
128<2xx 12 - 8 < 2x - x
4<x 4 < x
つまり、x>4 x > 4
上記2つの不等式を満たす x x の範囲は、4<x6 4 < x \le 6 となる。

3. 最終的な答え

4<x6 4 < x \le 6
## 問題9 (2) の解答

1. 問題の内容

不等式 0.050.2x1000.1 0.05 \le 0.2 - \frac{x}{100} \le 0.1 を解く。

2. 解き方の手順

まず、全ての辺に100を掛けて、小数を取り除く。
520x10 5 \le 20 - x \le 10
次に、全ての辺から20を引く。
520x1020 5 - 20 \le -x \le 10 - 20
15x10 -15 \le -x \le -10
全ての辺に-1を掛ける。不等号の向きが変わることに注意する。
15x10 15 \ge x \ge 10
不等号の向きを揃えると
10x15 10 \le x \le 15

3. 最終的な答え

10x15 10 \le x \le 15
## 問題10 (1) の解答

1. 問題の内容

方程式 2x1=3 |2x - 1| = 3 を解く。

2. 解き方の手順

絶対値記号を外す場合、2x1=3 2x - 1 = 3 または 2x1=3 2x - 1 = -3 の2つの場合が考えられる。
まず、2x1=3 2x - 1 = 3 を解く。
2x=4 2x = 4
x=2 x = 2
次に、2x1=3 2x - 1 = -3 を解く。
2x=2 2x = -2
x=1 x = -1

3. 最終的な答え

x=2,1 x = 2, -1
## 問題10 (2) の解答

1. 問題の内容

不等式 2x1<3 |2x - 1| < 3 を解く。

2. 解き方の手順

絶対値記号を外すと、 3<2x1<3 -3 < 2x - 1 < 3 となる。
全ての辺に1を足す。
3+1<2x<3+1 -3 + 1 < 2x < 3 + 1
2<2x<4 -2 < 2x < 4
全ての辺を2で割る。
1<x<2 -1 < x < 2

3. 最終的な答え

1<x<2 -1 < x < 2
## 問題10 (3) の解答

1. 問題の内容

不等式 2x13 |2x - 1| \ge 3 を解く。

2. 解き方の手順

絶対値記号を外すと、2x13 2x - 1 \ge 3 または 2x13 2x - 1 \le -3 となる。
まず、2x13 2x - 1 \ge 3 を解く。
2x4 2x \ge 4
x2 x \ge 2
次に、2x13 2x - 1 \le -3 を解く。
2x2 2x \le -2
x1 x \le -1

3. 最終的な答え

x1,x2 x \le -1, x \ge 2
## 問題11 の解答

1. 問題の内容

7人乗りタクシーと5人乗りタクシーを合わせて8台使い、47人の客を運びたい。7人乗りは800円、5人乗りは720円で、全体の料金が6100円を超えないようにするには、それぞれのタクシーを何台使えばよいか。

2. 解き方の手順

7人乗りタクシーの台数を xx とすると、5人乗りタクシーの台数は 8x8 - x となる。
乗車人数の合計は 7x+5(8x)=477x + 5(8 - x) = 47 となる。
料金の合計は 800x+720(8x)6100800x + 720(8 - x) \le 6100 となる。
まず、乗車人数の式を解く。
7x+405x=477x + 40 - 5x = 47
2x=72x = 7
x=3.5x = 3.5
しかし、タクシーの台数は整数でなければならないので、この値は使えない。
次に、料金の式を解く。
800x+5760720x6100800x + 5760 - 720x \le 6100
80x34080x \le 340
x4.25x \le 4.25
7人乗りの台数が xx なので、xx は整数である。
xx は3.5ではないので、乗車人数の合計が47人という制約を満たしていない可能性を考慮する必要がある。
xx 台の7人乗りと 8x8-x 台の5人乗りタクシーで47人を運ぶことを考える。
7人乗りタクシーの台数が 3台のとき、7*3 + 5*5 = 21 + 25 = 46人となり、1人足りない。
7人乗りタクシーの台数が 4台のとき、7*4 + 5*4 = 28 + 20 = 48人となり、1人多い。
しかし、これらの値で料金が6100円を超えないことを確認する必要がある。
7人乗り3台、5人乗り5台のとき、料金は800*3 + 720*5 = 2400 + 3600 = 6000円 < 6100円。
7人乗り4台、5人乗り4台のとき、料金は800*4 + 720*4 = 3200 + 2880 = 6080円 < 6100円。
上記の検討から、以下の条件を満たす必要がある。
- タクシーの合計台数は8台
- 乗車人数は47人
- 料金は6100円を超えない
7人乗りを3台、5人乗りを5台にすると、乗車人数は46人。
7人乗りを4台、5人乗りを4台にすると、乗車人数は48人。
いずれの場合も47人という条件を満たさない。したがって、問題文に矛盾があるか、整数解が存在しない。
ただし、現実的な解釈として、47人を運ぶという条件をほぼ満たす解を考える。
7人乗りタクシー3台、5人乗りタクシー5台の場合、料金は6000円で、乗車人数は46人。
7人乗りタクシー4台、5人乗りタクシー4台の場合、料金は6080円で、乗車人数は48人。

3. 最終的な答え

問題文の条件を満たす整数解は存在しない。
もし、47人を運ぶという条件を緩和して、料金が6100円を超えない範囲で最大限多くの人を運ぶことを考えると、以下のいずれかになる。
- 7人乗りタクシー3台、5人乗りタクシー5台 (料金: 6000円, 乗車人数: 46人)
- 7人乗りタクシー4台、5人乗りタクシー4台 (料金: 6080円, 乗車人数: 48人)

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