長さ140mの列車Aと、列車Aより秒速6mだけ速く進む長さ200mの列車Bがある。あるトンネルに列車が入り始めてから出てしまうまでに、列車Aは90秒、列車Bは74秒かかった。トンネルの長さと列車Aの速さをそれぞれ求める。

代数学方程式連立方程式距離速度時間
2025/6/7

1. 問題の内容

長さ140mの列車Aと、列車Aより秒速6mだけ速く進む長さ200mの列車Bがある。あるトンネルに列車が入り始めてから出てしまうまでに、列車Aは90秒、列車Bは74秒かかった。トンネルの長さと列車Aの速さをそれぞれ求める。

2. 解き方の手順

トンネルの長さを xx (m)、列車Aの速さを vv (m/秒)とする。
列車Aがトンネルを通過するのにかかる時間は90秒なので、以下の式が成り立つ。
x+140v=90 \frac{x + 140}{v} = 90
列車Bの速さは v+6v + 6 (m/秒)であり、列車Bがトンネルを通過するのにかかる時間は74秒なので、以下の式が成り立つ。
x+200v+6=74 \frac{x + 200}{v + 6} = 74
これらの式からxxvvを求める。
最初の式から、xxvvで表す。
x=90v140 x = 90v - 140
この式を2番目の式に代入する。
90v140+200v+6=74 \frac{90v - 140 + 200}{v + 6} = 74
90v+60v+6=74 \frac{90v + 60}{v + 6} = 74
90v+60=74(v+6) 90v + 60 = 74(v + 6)
90v+60=74v+444 90v + 60 = 74v + 444
16v=384 16v = 384
v=38416=24 v = \frac{384}{16} = 24
列車Aの速さは24m/秒。
xxを求める。
x=90v140=90(24)140=2160140=2020 x = 90v - 140 = 90(24) - 140 = 2160 - 140 = 2020
トンネルの長さは2020m。

3. 最終的な答え

トンネルの長さ = 2020 m
列車Aの速さ = 秒速 24 m

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