A地から33km離れたB地までを往復する。行きはA地から2時間バス、4分間自動車。帰りはB地から24分間自動車、1時間バス。バスと自動車の速さはそれぞれ同じであるとき、バスと自動車の速さを求める。

代数学連立方程式文章問題速さ
2025/6/7

1. 問題の内容

A地から33km離れたB地までを往復する。行きはA地から2時間バス、4分間自動車。帰りはB地から24分間自動車、1時間バス。バスと自動車の速さはそれぞれ同じであるとき、バスと自動車の速さを求める。

2. 解き方の手順

バスの速さを xx km/時、自動車の速さを yy km/時とする。
行きにかかる時間は2時間バスと4分間自動車であり、帰りは24分間自動車と1時間バスである。
往路:2x+460y=332x + \frac{4}{60}y = 33
復路:1x+2460y=331x + \frac{24}{60}y = 33
連立方程式を解く。
2x+115y=332x + \frac{1}{15}y = 33 …(1)
x+25y=33x + \frac{2}{5}y = 33 …(2)
(2)式を2倍すると
2x+45y=662x + \frac{4}{5}y = 66 …(3)
(3) - (1)より
45y115y=6633\frac{4}{5}y - \frac{1}{15}y = 66 - 33
1215y115y=33\frac{12}{15}y - \frac{1}{15}y = 33
1115y=33\frac{11}{15}y = 33
y=331511=315=45y = 33 \cdot \frac{15}{11} = 3 \cdot 15 = 45
y=45y = 45 を (2) に代入する。
x+2545=33x + \frac{2}{5} \cdot 45 = 33
x+29=33x + 2 \cdot 9 = 33
x+18=33x + 18 = 33
x=3318=15x = 33 - 18 = 15

3. 最終的な答え

バスの速さ:15 km/時
自動車の速さ:45 km/時

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