問題8は、与えられた関数について、$n=3$ のマクローリン公式を求め、それを用いて近似値を計算する問題です。問題9は、オイラーの公式を用いて複素数を $a+bi$ の形で表す問題です。具体的には、 問題8(1)では、$f(x) = \sqrt{1+3x}$ と $f(x) = \log(1+x^2)$ のマクローリン展開を3次まで求めます。 問題8(2)では、問題8(1)で求めたマクローリン公式を用いて、$\sqrt{1.3}$ と $\log 1.01$ の近似値を求めます。 問題9(1)では、$e^{\frac{5}{4}\pi i}$ を計算します。 問題9(2)では、$e^{-1+\frac{\pi}{3}i}$ を計算します。
2025/6/7
1. 問題の内容
問題8は、与えられた関数について、 のマクローリン公式を求め、それを用いて近似値を計算する問題です。問題9は、オイラーの公式を用いて複素数を の形で表す問題です。具体的には、
問題8(1)では、 と のマクローリン展開を3次まで求めます。
問題8(2)では、問題8(1)で求めたマクローリン公式を用いて、 と の近似値を求めます。
問題9(1)では、 を計算します。
問題9(2)では、 を計算します。
2. 解き方の手順
**問題8(1)(a)**
マクローリン展開は、関数 を の周りでテイラー展開したものです。3次のマクローリン展開は以下のようになります。
よって、 の3次のマクローリン展開は、
**問題8(1)(b)**
よって、 の3次のマクローリン展開は、
**問題8(2)**
(a) なので、 を問題8(1)(a)で求めたマクローリン展開に代入します。
(b) なので、, を問題8(1)(b)で求めたマクローリン展開に代入します。
**問題9(1)**
オイラーの公式は、 です。
**問題9(2)**
3. 最終的な答え
問題8(1)(a):
問題8(1)(b):
問題8(2)(a):
問題8(2)(b):
問題9(1):
問題9(2):