1から200までの整数のうち、3、4、7の少なくとも1つで割り切れる整数の個数を求める問題です。

数論整数の性質約数包含と排除の原理
2025/3/27

1. 問題の内容

1から200までの整数のうち、3、4、7の少なくとも1つで割り切れる整数の個数を求める問題です。

2. 解き方の手順

包含と排除の原理を使用します。
* 3で割り切れる整数の個数: 2003=66\lfloor \frac{200}{3} \rfloor = 66
* 4で割り切れる整数の個数: 2004=50\lfloor \frac{200}{4} \rfloor = 50
* 7で割り切れる整数の個数: 2007=28\lfloor \frac{200}{7} \rfloor = 28
次に、2つの数で割り切れる整数の個数を求めます。
* 3と4で割り切れる整数の個数(12で割り切れる個数):20012=16\lfloor \frac{200}{12} \rfloor = 16
* 3と7で割り切れる整数の個数(21で割り切れる個数):20021=9\lfloor \frac{200}{21} \rfloor = 9
* 4と7で割り切れる整数の個数(28で割り切れる個数):20028=7\lfloor \frac{200}{28} \rfloor = 7
最後に、3つの数すべてで割り切れる整数の個数を求めます。
* 3と4と7で割り切れる整数の個数(84で割り切れる個数):20084=2\lfloor \frac{200}{84} \rfloor = 2
包含と排除の原理により、少なくとも1つの数で割り切れる整数の個数は、
66+50+281697+266 + 50 + 28 - 16 - 9 - 7 + 2
となります。
計算すると、
66+50+281697+2=14432+2=112+2=11466 + 50 + 28 - 16 - 9 - 7 + 2 = 144 - 32 + 2 = 112 + 2 = 114

3. 最終的な答え

114

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