与えられた行列 $A = \begin{pmatrix} 2 & 1 \\ 1 & 1 \end{pmatrix}$ の逆行列 $X = \begin{pmatrix} x & s \\ y & t \end{pmatrix} = (x_1, x_2)$ について、いくつかの設問に答える必要があります。 Q6では、AXの第1列、第2列がそれぞれ $Ax_1, Ax_2$ であるかの正誤を判断します。 Q7では、$AX = I$ となるために、$Ax_1 = \begin{pmatrix} p \\ q \end{pmatrix}$ と $Ax_2 = \begin{pmatrix} v \\ w \end{pmatrix}$ となる必要があり、p, q, v, w を選択肢から選ぶ必要があります。 Q8では、与えられた連立方程式に基づいて正誤判断を行います。
2025/6/8
1. 問題の内容
与えられた行列 の逆行列 について、いくつかの設問に答える必要があります。
Q6では、AXの第1列、第2列がそれぞれ であるかの正誤を判断します。
Q7では、 となるために、 と となる必要があり、p, q, v, w を選択肢から選ぶ必要があります。
Q8では、与えられた連立方程式に基づいて正誤判断を行います。
2. 解き方の手順
Q6:
行列 A に X をかけると、
と とすると、
となるので、AX の第1列、第2列は、それぞれ であるという記述は正しいです。
Q7:
となるためには、 かつ である必要があります。
なぜなら、逆行列 を掛けて単位行列 になるということは、 の第1列は であり、第2列は になる必要があるからです。
したがって、 です。
Q8:
と を書き直すと、
, , より、
という連立一次方程式が得られます。
(I)と(II)を比べると、どの式も左辺は変数が異なるだけであるという記述は正しいです。
3. 最終的な答え
Q6: 正しい
Q7:
Q8: 正しい