(1) 白玉がちょうど3回出る確率
1回の試行で白玉が出る確率は 2/4=1/2 である。 5回の試行のうち3回白玉が出る確率は、二項分布に従う。
二項分布の公式は P(X=k)=nCkpk(1−p)n−k であり、この問題では、n=5, k=3, p=1/2 である。 したがって、求める確率は
P(X=3)=5C3(1/2)3(1−1/2)5−3=5C3(1/2)3(1/2)2=5C3(1/2)5 5C3=3!2!5!=2×15×4=10 P(X=3)=10×(1/2)5=10×(1/32)=10/32=5/16 (2) 5回目に4回目の赤玉が出る確率
5回目に4回目の赤玉が出るということは、4回目までに赤玉が3回出ていて、5回目に赤玉が出るということである。
1回の試行で赤玉が出る確率は 2/4=1/2 である。 4回までの試行で赤玉が3回出る確率は、二項分布に従う。
P(X=3)=4C3(1/2)3(1/2)4−3=4C3(1/2)3(1/2)1=4C3(1/2)4 4C3=3!1!4!=3×2×14×3×2=4 P(X=3)=4×(1/2)4=4×(1/16)=4/16=1/4 5回目に赤玉が出る確率は 1/2 である。 したがって、5回目に4回目の赤玉が出る確率は (1/4)×(1/2)=1/8