$\frac{\sqrt{3}-1}{\sqrt{3}+1}$ を有理化しなさい。

代数学有理化根号式の計算
2025/6/8

1. 問題の内容

313+1\frac{\sqrt{3}-1}{\sqrt{3}+1} を有理化しなさい。

2. 解き方の手順

分母を有理化するために、分母の共役な複素数(ここでは共役な無理数)を分母と分子の両方にかけます。分母 3+1\sqrt{3}+1 の共役な無理数は 31\sqrt{3}-1 です。
したがって、
313+1=(31)(3+1)×(31)(31)\frac{\sqrt{3}-1}{\sqrt{3}+1} = \frac{(\sqrt{3}-1)}{(\sqrt{3}+1)} \times \frac{(\sqrt{3}-1)}{(\sqrt{3}-1)}
=(31)2(3+1)(31)= \frac{(\sqrt{3}-1)^2}{(\sqrt{3}+1)(\sqrt{3}-1)}
分子を展開します。
(31)2=(3)22(3)(1)+12=323+1=423(\sqrt{3}-1)^2 = (\sqrt{3})^2 - 2(\sqrt{3})(1) + 1^2 = 3 - 2\sqrt{3} + 1 = 4 - 2\sqrt{3}
分母を展開します。
(3+1)(31)=(3)212=31=2(\sqrt{3}+1)(\sqrt{3}-1) = (\sqrt{3})^2 - 1^2 = 3 - 1 = 2
したがって、
(31)2(3+1)(31)=4232=2(23)2=23\frac{(\sqrt{3}-1)^2}{(\sqrt{3}+1)(\sqrt{3}-1)} = \frac{4-2\sqrt{3}}{2} = \frac{2(2-\sqrt{3})}{2} = 2-\sqrt{3}

3. 最終的な答え

232 - \sqrt{3}

「代数学」の関連問題

点(1, 3)を通り、傾きが3の直線の式を求める問題です。

一次関数直線の式傾き
2025/6/8

$(-2xy^2)^3 \div (-\frac{1}{2}x^3y \div \frac{1}{4}x^2)^2$ を計算します。

式の計算多項式分数式
2025/6/8

点(2, 1)を通り、傾きが-4の直線の式を求める問題です。

一次関数直線の方程式傾きy切片
2025/6/8

画像の問題は、$i$を虚数単位とした複素数の計算問題で、 $\frac{3 + i}{1 - i}$ を計算し、結果を$a + bi$ の形式で表すことです。

複素数複素数の計算虚数単位共役複素数
2025/6/8

与えられた式 $\frac{x\sqrt{y} \times \sqrt{xy}}{x^2\sqrt{y} \times \sqrt{x^2y}}$ を簡単にせよ。

式の計算平方根分数指数
2025/6/8

$x = \frac{\sqrt{3} \pm 1}{\sqrt{3} - 1}$ を有理化する。

有理化根号式の計算
2025/6/8

点 $(0, 4)$ を通り、傾きが $2$ の直線の式を求めます。

一次関数直線の式傾きy切片
2025/6/8

不等式 $x < \frac{3a-2}{4}$ を満たす $x$ の最大の整数値が $5$ であるとき、定数 $a$ の値の範囲を求めよ。

不等式整数最大値定数
2025/6/8

$\frac{2}{\sqrt{6}-2}$ の整数部分を $a$、小数部分を $b$ とするとき、以下の値を求めよ。 (1) $a$ (2) $b$ (3) $a^2+b^2$

平方根有理化整数部分小数部分式の計算
2025/6/8

実数 $\frac{1}{\sqrt{10}-3}$ の整数部分を $a$、小数部分を $b$ とするとき、以下の値を求めます。 (1) $a$ (2) $b$ (3) $a^2 + b^2$

数の計算有理化平方根整数部分小数部分
2025/6/8