マクローリン展開は、関数 f(x) に対して、以下の式で与えられます。 f(x)=f(0)+f′(0)x+2!f′′(0)x2+3!f′′′(0)x3+... 今回の問題では、2次の項まで求めるので、以下の式まで計算します。
f(x)≈f(0)+f′(0)x+2f′′(0)x2 まず、f(x)=2x なので、f(0)=20=1 となります。 次に、f′(x) を求めます。f(x)=2x=exln2 なので、f′(x)=(ln2)exln2=(ln2)2x となります。 したがって、f′(0)=(ln2)20=ln2 です。 次に、f′′(x) を求めます。f′′(x)=(ln2)22x となります。 したがって、f′′(0)=(ln2)220=(ln2)2 です。 以上より、マクローリン展開の2次の項までの近似は、
2x≈1+(ln2)x+2(ln2)2x2