実数 $x$ に対して、条件 $p: -1 \le x \le 1$ と条件 $q: -3 \le x$ が与えられたとき、命題 $p \implies q$ の真偽を、集合を使って調べる問題です。

その他集合命題真偽数直線
2025/6/8

1. 問題の内容

実数 xx に対して、条件 p:1x1p: -1 \le x \le 1 と条件 q:3xq: -3 \le x が与えられたとき、命題 p    qp \implies q の真偽を、集合を使って調べる問題です。

2. 解き方の手順

条件 pp を満たす xx の集合を PP、条件 qq を満たす xx の集合を QQ とします。
P={x1x1}P = \{x \mid -1 \le x \le 1\}
Q={x3x}Q = \{x \mid -3 \le x\}
命題 p    qp \implies q が真であるためには、PQP \subset Q である必要があります。つまり、PP の要素はすべて QQ の要素である必要があります。
数直線で考えると、
PP1-1 から 11 までの区間、
QQ3-3 以上の範囲です。
PP の範囲は QQ の範囲に含まれているため、PQP \subset Q が成り立ちます。
したがって、命題 p    qp \implies q は真です。

3. 最終的な答え

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