$\lim_{h \to -2} \frac{h^2 - 4}{h + 2}$ を計算する問題です。

解析学極限因数分解連続性
2025/3/27

1. 問題の内容

limh2h24h+2\lim_{h \to -2} \frac{h^2 - 4}{h + 2} を計算する問題です。

2. 解き方の手順

まず、分子 h24h^2 - 4 を因数分解します。
h24=(h2)(h+2)h^2 - 4 = (h - 2)(h + 2)
したがって、
limh2h24h+2=limh2(h2)(h+2)h+2\lim_{h \to -2} \frac{h^2 - 4}{h + 2} = \lim_{h \to -2} \frac{(h - 2)(h + 2)}{h + 2}
h2h \neq -2 のとき、h+20h + 2 \neq 0 なので、h+2h+2=1\frac{h + 2}{h + 2} = 1 となり、
limh2(h2)(h+2)h+2=limh2(h2)\lim_{h \to -2} \frac{(h - 2)(h + 2)}{h + 2} = \lim_{h \to -2} (h - 2)
h2h - 2hh について連続なので、
limh2(h2)=22=4\lim_{h \to -2} (h - 2) = -2 - 2 = -4

3. 最終的な答え

-4

「解析学」の関連問題

曲線が媒介変数 $t$ を用いて表されているとき、$\frac{dy}{dx}$ を $t$ の関数として表す問題を解く。具体的には、以下の3つの場合について $\frac{dy}{dx}$ を $t...

微分媒介変数表示導関数合成関数の微分
2025/6/4

与えられた方程式によって定義される $x$ の関数 $y$ について、$\frac{dy}{dx}$ を求める問題です。具体的には、以下の4つの方程式について $\frac{dy}{dx}$ を求めま...

微分陰関数導関数
2025/6/4

問題文は、次の6つの式について、$\theta$ が与えられた範囲で変化するときの式の取りうる値の範囲を求めるものです。 (1) $\sin \theta + 2$ ($0^\circ \le \th...

三角関数関数の範囲不等式
2025/6/4

$x \to 0$ のとき、以下の問題に答えよ。ここで、$a, b, c$ は実数、$l, m, n$ は正の整数とし、$l$ は可能な限り最大の整数とする。 (1) $x^m o(x^n) = o(...

極限テイラー展開ランダウの記号
2025/6/4

与えられた6つの関数に対して、それぞれの第2次導関数と第3次導関数を求める問題です。

微分導関数対数関数指数関数三角関数
2025/6/4

以下の関数の導関数を求めます。 (1) $f(x) = -x^3 - 5x + \frac{2}{x^2}$ (2) $f(x) = 2xe^{-2x}$ (3) $f(x) = \frac{\cos...

微分導関数関数の微分積の微分商の微分合成関数の微分
2025/6/4

問題は以下の2つの関数についてのものです。 (4) $f(x) = \log_e{\frac{1}{x}} \cdot \log_e{x^2}$ (6) $f(x) = \tan{ax}$ このうち、...

対数関数関数の簡略化自然対数
2025/6/4

与えられた4つの関数について、微分を計算する問題です。 (1) $y = (x+2)^2 (x+3)^3 (x+4)^4$ (2) $y = \frac{(x+1)^2}{(x+2)^3 (x+3)^...

微分対数微分法関数の微分
2025/6/4

与えられた5つの極限値を求める問題です。 (1) $\lim_{n\to\infty} (3n^2 - 2n)$ (2) $\lim_{n\to\infty} \frac{n^2 - 3n}{5n +...

極限数列関数の極限ルート
2025/6/4

$x \to 0$ のとき、以下の問に答える問題です。ただし、$a, b, c$ は実数、$l, m, n$ は正の整数とし、$l$ は可能な限り最大の整数とします。 (1) $x^m o(x^n) ...

極限無限小ランダウの記号
2025/6/4