与えられた条件を満たす2次関数を求める問題です。 (1) 頂点が(1, 2)で、点(3, 6)を通る2次関数を求めます。 (2) 軸が直線 $x = -1$ で、2点(1, 3), (-2, -3)を通る2次関数を求めます。

代数学二次関数頂点方程式
2025/6/8

1. 問題の内容

与えられた条件を満たす2次関数を求める問題です。
(1) 頂点が(1, 2)で、点(3, 6)を通る2次関数を求めます。
(2) 軸が直線 x=1x = -1 で、2点(1, 3), (-2, -3)を通る2次関数を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 頂点が(1, 2)であることから、2次関数は y=a(x1)2+2y = a(x - 1)^2 + 2 と表せます。この関数が点(3, 6)を通るので、この座標を代入して aa を求めます。
6=a(31)2+26 = a(3 - 1)^2 + 2
6=4a+26 = 4a + 2
4a=44a = 4
a=1a = 1
よって、求める2次関数は y=(x1)2+2=x22x+1+2=x22x+3y = (x - 1)^2 + 2 = x^2 - 2x + 1 + 2 = x^2 - 2x + 3 です。
(2) 軸が直線 x=1x = -1 であることから、2次関数は y=a(x+1)2+qy = a(x + 1)^2 + q と表せます。この関数が2点(1, 3), (-2, -3)を通るので、それぞれの座標を代入して aaqq を求めます。
3=a(1+1)2+q3 = a(1 + 1)^2 + q
3=4a+q3 = 4a + q ...(1)
3=a(2+1)2+q-3 = a(-2 + 1)^2 + q
3=a+q-3 = a + q ...(2)
(1) - (2)より、
6=3a6 = 3a
a=2a = 2
これを(2)に代入すると、
3=2+q-3 = 2 + q
q=5q = -5
よって、求める2次関数は y=2(x+1)25=2(x2+2x+1)5=2x2+4x+25=2x2+4x3y = 2(x + 1)^2 - 5 = 2(x^2 + 2x + 1) - 5 = 2x^2 + 4x + 2 - 5 = 2x^2 + 4x - 3 です。

3. 最終的な答え

(1) y=x22x+3y = x^2 - 2x + 3
(2) y=2x2+4x3y = 2x^2 + 4x - 3

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