1. 問題の内容
次のうち、「yはxの関数である」といえるものはどれか。
1. 半径$x$の円の面積$y$
2. 正の数$x$の平方根$y$
3. 面積が1である長方形の縦の長さ$x$と横の長さ$y$
2. 解き方の手順
関数とは、の値が一つ決まると、の値がただ一つに決まるものをいいます。
1. 半径$x$の円の面積$y$
円の面積の公式はです。の値が一つ決まると、の値もただ一つに決まるので、はの関数であるといえます。
2. 正の数$x$の平方根$y$
正の数の平方根は、との2つが存在します。の値が一つ決まると、の値が2つ決まってしまうので、はの関数であるとはいえません。
3. 面積が1である長方形の縦の長さ$x$と横の長さ$y$
面積が1である長方形なので、という関係が成り立ちます。これをについて解くと、となります。の値が一つ決まると、の値もただ一つに決まるので、はの関数であるといえます。
3. 最終的な答え
1と3