(7) 100番目の分数を求める。
まず、第k群までの項数の合計を求めます。第k群にはk個の項があるので、第k群までの項数の合計は、
1+2+3+...+k=2k(k+1) 100番目の分数がどの群に属するかを調べるために、
2k(k+1)≥100 となる最小のkを求めます。
k(k+1)≥200 k=13のとき、13×14=182<200 k=14のとき、14×15=210>200 よって、100番目の分数は第14群に属します。
第13群までの項数は 213×14=91 です。 したがって、100番目の分数は第14群の 100−91=9 番目の分数です。 第14群の分数は 141,142,143,...,1414 なので、第9番目の分数は 149 です。 (8) 100番目までの総和を求める。
第13群までの和をまず計算します。第k群の和は、
k1+k2+...+kk=k1+2+...+k=2kk(k+1)=2k+1 第13群までの和は、
∑k=1132k+1=21∑k=113(k+1)=21(∑k=113k+∑k=1131)=21(213×14+13)=21(91+13)=21(104)=52 100番目の分数は第14群の9番目なので、第14群の最初の9つの分数の和を計算します。
141+142+...+149=141+2+...+9=2×149×10=1445 したがって、100番目までの総和は
52+1445=1452×14+45=14728+45=14773