以下の3つの連立方程式を解く問題です。ただし、(1)はx, yについて、(2),(3)はx, y, zについて解き、a, bはx, y, zに依らない定数です。掃き出し法を用います。 (1) $107x + 241y = 669$ $113x + 199y = 651$ (2) $x + y + z = 1$ $3x - y - z = -5$ $x - 3y - 3z = a$ (3) $2x + 3y + az = 1$ $x + y + (1-b)z = 0$ $y + abz = 2$
2025/6/8
1. 問題の内容
以下の3つの連立方程式を解く問題です。ただし、(1)はx, yについて、(2),(3)はx, y, zについて解き、a, bはx, y, zに依らない定数です。掃き出し法を用います。
(1)
(2)
(3)
2. 解き方の手順
(1)
連立方程式を解きます。
(1)
(2)
(2) * 107 - (1) * 113を計算すると、
を仮定して計算し直します。
(1)に代入して、
(2)に代入して、
正確な整数解がないため計算ミスがあったかもしれません。の場合、連立方程式は矛盾します。
改めて計算します。
(1)
(2)
(1)*113 - (2)*107を計算すると、
(1)に代入して、
(2)
(1)
(2)
(3)
(1) + (2)より , よって
(1)に代入して , よって (4)
(2)に代入して , よって , つまり (5)
(3)に代入して , よって
を満たすは無数に存在する。例えばならば, ならば。
よって、, 、が答えです。
(3)
(1)
(2)
(3)
(2) * 2 - (1) より (4)
(3) + (4) より
3. 最終的な答え
(1)
(2) (y,zは無数に存在する)
(3) , ,