50人のクラスでA, Bの2つの問題のテストを行った。Aの正解者は40人、Bの正解者は30人、AとBともに正解した人は26人であった。 (1) AまたはBに正解した人は何人いるか。 (2) AもBも正解しなかった人は何人いるか。

確率論・統計学集合確率ベン図包除原理
2025/6/9

1. 問題の内容

50人のクラスでA, Bの2つの問題のテストを行った。Aの正解者は40人、Bの正解者は30人、AとBともに正解した人は26人であった。
(1) AまたはBに正解した人は何人いるか。
(2) AもBも正解しなかった人は何人いるか。

2. 解き方の手順

(1) AまたはBに正解した人の数を求める。
これは集合の和の要素数を求める問題なので、以下の公式を使う。
n(AB)=n(A)+n(B)n(AB)n(A \cup B) = n(A) + n(B) - n(A \cap B)
ここで、n(A)n(A)はAに正解した人の数、n(B)n(B)はBに正解した人の数、n(AB)n(A \cap B)はAとB両方に正解した人の数を表す。
n(AB)=40+3026=44n(A \cup B) = 40 + 30 - 26 = 44
(2) AもBも正解しなかった人の数を求める。
これは、クラス全体の人数から、AまたはBに正解した人の数を引けば求められる。
クラス全体の人数は50人なので、
50n(AB)=5044=650 - n(A \cup B) = 50 - 44 = 6

3. 最終的な答え

(1) 44人
(2) 6人

「確率論・統計学」の関連問題

男子3人と女子4人が1列に並ぶときの並び方の場合の数を求める問題です。以下の3つの条件について、並び方の総数を計算します。 (1) 男子3人が続いて並ぶ (2) 両端が女子である (3) 両端の少なく...

順列組み合わせ場合の数
2025/6/9

箱Aには赤球1個、青球3個、白球6個の合計10個の球が入っている。箱Bには10本のくじが入っており、そのうち当たりくじは2本である。箱Aから球を1個無作為に取り出す。取り出した球が赤球のときは6本、青...

確率ベイズの定理条件付き確率
2025/6/9

箱Aには赤球1個、青球3個、白球6個の計10個の球が入っている。箱Bには10本のくじが入っており、当たりくじは2本である。まず、箱Aから球を1個無作為に取り出す。取り出した球の色によって、箱Bから引く...

確率条件付き確率組み合わせ
2025/6/9

1から100までの数字が書かれた100枚のカードから1枚を引くとき、引いたカードが偶数であるか、または7の倍数である確率を求めます。

確率排反事象偶数倍数
2025/6/9

1から100までの数字が書かれた100枚のカードから1枚を引くとき、引いたカードの数字が36の約数であるか、または15以下の数である確率を求める。

確率約数場合の数
2025/6/9

1から100までの数字が書かれた100枚のカードから1枚引くとき、引いたカードの数字が24の約数であるか、または36の約数である確率を求めます。

確率約数排反事象集合
2025/6/9

1から50までの数字が1つずつ書かれた50枚のカードから1枚引くとき、引いたカードの数字が2の倍数であるか、または3の倍数である確率を求める。

確率倍数排反事象場合の数
2025/6/9

1から100までの数字が書かれた100枚のカードから1枚引くとき、引いたカードが2の倍数であるか、または90以上の数である確率を求めます。

確率和の法則事象
2025/6/9

1から9までの数字が書かれた9枚のカードから同時に2枚を取り出すとき、取り出した2枚のカードの数字がどちらも偶数であるか、またはどちらも奇数である確率を求める問題です。

確率組み合わせ事象
2025/6/9

1から200までの数字が書かれた200枚のカードから1枚引くとき、引いたカードの数字が5の倍数であるか、または7の倍数である確率を求める。

確率包除原理倍数
2025/6/9