(1) 赤球を取り出し、かつ、当たりくじを引く確率 p1 まず、箱Aから赤球を取り出す確率は 101 である。 次に、赤球を取り出した場合、箱Bから6本のくじを引くことになる。
6本中少なくとも1本が当たりである確率を求める。これは、6本全てが外れである確率を1から引くことで求められる。
箱Bには当たりくじが2本、はずれくじが8本ある。
6本全てが外れである確率は、(610)(68)=21028=152 したがって、少なくとも1本が当たりである確率は 1−152=1513 よって、p1=101×1513=15013 赤球を取り出した場合:
6本引いて1本当たる確率は、(610)(12)(58)=2102×56=210112=158 青球を取り出した場合:
3本引いて1本当たる確率は、(310)(12)(28)=1202×28=12056=157 白球を取り出した場合:
1本引いて1本当たる確率は、102=51 箱Aから赤球を取り出す確率は 101 箱Aから青球を取り出す確率は 103 箱Aから白球を取り出す確率は 106=53 p2=101×158+103×157+106×51=1508+15021+5018=1508+15021+15054=15083 (3) 少なくとも1本当たる確率 p3 赤球を取り出した場合:少なくとも1本当たる確率は 1513 (上記参照) 青球を取り出した場合:3本全てが外れである確率は、(310)(38)=12056=157 したがって、少なくとも1本が当たりである確率は 1−157=158 白球を取り出した場合:1本引いて当たる確率は 102=51 p3=101×1513+103×158+106×51=15013+15024+5018=15013+15024+15054=15091 (4) 引いたくじが、はずれくじばかりであったとき、もともと赤球を取り出していた確率 p4 引いたくじが全て外れである確率は、
赤球を取り出した場合:152 青球を取り出した場合:157 白球を取り出した場合:108=54 引いたくじが全て外れである確率を P(はずれ) とする。 P(はずれ)=101×152+103×157+106×54=1502+15021+5024=1502+15021+15072=15095=3019 求める確率 p4 は、P(赤球∣はずれ)=P(はずれ)P(はずれ∣赤球)×P(赤球) p4=3019152×101=30191502=1502×1930=285060=952