(1) 9人をA, Bの2組に分ける場合、Aに入る人数を決めればBに入る人数も決まります。Aには1人以上、8人以下が入ることができます。Aに入る人数がk人の場合、その選び方は9Ck通りです。したがって、求める場合の数は、 ∑k=189Ck=9C1+9C2+9C3+9C4+9C5+9C6+9C7+9C8 二項定理より、
∑k=099Ck=29=512 9C0=1,9C9=1 なので、 ∑k=189Ck=29−9C0−9C9=512−1−1=510 ただし、AとBの区別がない場合は、2で割る必要がありますが、この問題ではA,Bの区別があるので、このままで良いです。
(2) 9人から4人を選び、次に残りの5人から3人を選び、最後に残りの2人を選ぶ方法の数を求めます。
9C4×5C3×2C2=4!5!9!×3!2!5!×2!0!2!=4!3!2!9!=3×2×1×2×19×8×7×6×5=9×4×7×5=1260 (3) 9人から3人を選び、次に残りの6人から3人を選び、最後に残りの3人を選ぶ方法の数を求めます。ただし、3つの組は区別がないので、3!で割る必要があります。
3!9C3×6C3×3C3=3!3!6!9!×3!3!6!×3!0!3!=(3!)3×3!9!=6×6×6×69×8×7×6×5×4=684×20=280 (4) 9人から2人を選び、次に残りの7人から2人を選び、最後に残りの5人を選ぶ方法の数を求めます。ただし、2人の組は区別がないので、2!で割る必要があります。
2!9C2×7C2×5C5=2!2!7!9!×2!5!7!×5!0!5!=2!2!5!×2!9!=2×2×29×8×7×6=9×2×7×3=378