点Oが三角形ABCの外心であるとき、角xと角yの大きさを求めよ。角Bは23度、角BOCは140度と与えられています。

幾何学外心三角形角度二等辺三角形外角の定理
2025/6/9

1. 問題の内容

点Oが三角形ABCの外心であるとき、角xと角yの大きさを求めよ。角Bは23度、角BOCは140度と与えられています。

2. 解き方の手順

まず、外心の性質より、OA=OB=OCです。
したがって、三角形OBCは二等辺三角形なので、角OBC = 角OCBとなります。
三角形OBCの内角の和は180度なので、
140+OBC+OCB=180140 + \angle OBC + \angle OCB = 180
2OCB=402 \angle OCB = 40
OCB=20\angle OCB = 20
したがって、y=OCB=20y = \angle OCB = 20^{\circ} です。
次に、三角形OBAも二等辺三角形なので、角OAB = 角OBA = 23度です。
また、角AOBは、角BOCと角AOCを足して360度になることを利用します。
角AOC = 2 * 角ABC (外角の定理)
角ABC = 23 + 20 = 43
角AOC = 2 * 43 = 86
角AOB = 360 - 140 - 86 = 134
よって、三角形OABの内角の和は180度なので、
23+23+AOB=18023 + 23 + \angle AOB = 180
角AOB = 180 - 46 = 134
三角形OABにおいて、角OBA = 23なので、角OAB = 23。
したがって、
x+23+23+y+20=180x + 23 + 23 + y + 20 = 180 ではない
角AOB = 2Cから
AOC=2ABC\angle AOC= 2 \angle ABC
AOB=2ACB\angle AOB = 2 \angle ACB
BOC=2BAC\angle BOC = 2 \angle BAC
よって
140=2x140 = 2x
x=70x = 70
また、A+B+C=180A+B+C = 180
70+23+y=18070+23+y=180
93+y=18093+y = 180
y=87y = 87
しかし、BOC=140°∠BOC=140°なので BAC=12BOC=1402=70°∠BAC=\frac{1}{2}∠BOC = \frac{140}{2} = 70°
よって x=70°x=70°
ABC=23°∠ABC=23°
BCA=180°70°23°=87°∠BCA = 180° - 70° - 23° = 87°
BCO=y∠BCO = y
OBC=OCB∠OBC = ∠OCB
OBC=23°∠OBC = 23°
BAC=x=70°∠BAC = x = 70°
y=87°BCOy = 87° - ∠BCO
2x+2y+2z=3602x+2y+2z = 360
BOC+AOC+AOB=360°\angle BOC + \angle AOC + \angle AOB=360°
140°+2ABC+2BCA=360°140° + 2\angle ABC +2\angle BCA=360°
23=B23 = B
C=yC = y
2(23)+2(y)=2202(23) + 2(y) = 220
46+2y=22046+2y=220
2y=1742y=174
y=87°y = 87°

3. 最終的な答え

x = 70
y = 87

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