$(a+2)^3$ を展開しなさい。

代数学展開二項定理多項式
2025/6/9

1. 問題の内容

(a+2)3(a+2)^3 を展開しなさい。

2. 解き方の手順

(a+2)3(a+2)^3 を展開するために、二項定理またはパスカルの三角形を利用することができます。ここでは、二項定理を用いて展開します。
二項定理は、(x+y)n=k=0n(nk)xnkyk(x+y)^n = \sum_{k=0}^{n} \binom{n}{k}x^{n-k}y^k と表されます。
この式に、x=ax=a, y=2y=2, n=3n=3 を代入すると、以下のようになります。
(a+2)3=(30)a320+(31)a221+(32)a122+(33)a023(a+2)^3 = \binom{3}{0}a^3 2^0 + \binom{3}{1}a^2 2^1 + \binom{3}{2}a^1 2^2 + \binom{3}{3}a^0 2^3
二項係数を計算します。
(30)=1\binom{3}{0} = 1
(31)=3\binom{3}{1} = 3
(32)=3\binom{3}{2} = 3
(33)=1\binom{3}{3} = 1
これらの値を代入すると、
(a+2)3=1a31+3a22+3a4+118(a+2)^3 = 1 \cdot a^3 \cdot 1 + 3 \cdot a^2 \cdot 2 + 3 \cdot a \cdot 4 + 1 \cdot 1 \cdot 8
(a+2)3=a3+6a2+12a+8(a+2)^3 = a^3 + 6a^2 + 12a + 8

3. 最終的な答え

a3+6a2+12a+8a^3 + 6a^2 + 12a + 8

「代数学」の関連問題

与えられた2次関数を平方完成し、$y = a(x-p)^2 + q$ の形に変形します。具体的には、以下の4つの関数について行います。 (1) $y = 3x^2 - 3x - 6$ (2) $y =...

二次関数平方完成
2025/6/9

与えられた2次関数を $y = a(x-p)^2 + q$ の形に変形(平方完成)します。対象となる関数は以下の3つです。 (5) $y = \frac{1}{2}x^2 - \frac{3}{2}x...

二次関数平方完成
2025/6/9

(1) 関数 $y = 2x^2 - 4x + k - 1$ ($0 \le x \le 3$) の最大値が $7$ であるとき、定数 $k$ の値を求め、このときの最小値を求めよ。 (2) 関数 $...

二次関数最大値最小値平方完成
2025/6/9

与えられた6つの2次不等式を解く問題です。 (1) $x^2 + x - 1 > 0$ (2) $3x^2 - 3x - 1 \ge 0$ (3) $x^2 - 2x - 1 < 0$ (4) $x^...

二次不等式解の公式判別式
2025/6/9

与えられた式 $9a^2 + 3ab - 6a - b + 1$ を因数分解してください。

因数分解多項式二次式
2025/6/9

与えられた4つの式をそれぞれ因数分解する問題です。今回は、(3) $x^2+3xy+2y^2-2x-5y-3$と(4) $3x^2-xy-2y^2-2x-3y-1$を因数分解します。

因数分解二次式多変数
2025/6/9

与えられた数式 $x^2 + 3xy + 2y^2 - 2x - 5y - 3$ を因数分解する問題です。

因数分解多項式
2025/6/9

$-3 \leq x \leq 1$ における関数 $y = -x^2 + 2ax + a^2 - a + 3$ の最大値 $M(a)$ および最小値 $m(a)$ をそれぞれ $a$ の式で表す問題...

二次関数最大値最小値場合分け平方完成
2025/6/9

頂点が(4, 1)であり、点(3, 2)を通る二次関数の式を求める問題です。

二次関数二次関数の決定グラフ
2025/6/9

与えられた4つの連立不等式をそれぞれ解き、解の範囲を求めます。 (1) $ \begin{cases} x^2 - x - 2 < 0 \\ x^2 - 5x + 4 \leq 0 \end{case...

連立不等式二次不等式因数分解解の公式
2025/6/9