チェバの定理を用いて、三角形ABCにおいて、BP:PCの比を最も簡単な整数の比で表す問題です。AR:RB = 3:2, BQ:QC = 4:3, CPとAQの交点をO, BOとACの交点をRとする。

幾何学幾何チェバの定理三角形
2025/6/9

1. 問題の内容

チェバの定理を用いて、三角形ABCにおいて、BP:PCの比を最も簡単な整数の比で表す問題です。AR:RB = 3:2, BQ:QC = 4:3, CPとAQの交点をO, BOとACの交点をRとする。

2. 解き方の手順

チェバの定理より、
ARRBBPPCCQQA=1\frac{AR}{RB} \cdot \frac{BP}{PC} \cdot \frac{CQ}{QA} = 1
が成り立ちます。
与えられた比の値を代入すると、
32BPPC34=1\frac{3}{2} \cdot \frac{BP}{PC} \cdot \frac{3}{4} = 1
となります。
これをBPPC\frac{BP}{PC}について解きます。
BPPC=13234=198=89\frac{BP}{PC} = \frac{1}{\frac{3}{2} \cdot \frac{3}{4}} = \frac{1}{\frac{9}{8}} = \frac{8}{9}
したがって、BP:PC = 8:9となります。

3. 最終的な答え

BP:PC = 8:9

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