関数 $y = \frac{1}{x+1}$ のマクローリン級数を求めよ。

解析学マクローリン級数テイラー展開等比数列
2025/6/10

1. 問題の内容

関数 y=1x+1y = \frac{1}{x+1} のマクローリン級数を求めよ。

2. 解き方の手順

マクローリン級数は、関数を x=0x=0 の周りでテイラー展開したものです。
まず、y=1x+1y = \frac{1}{x+1} を次のように変形します。
y=11(x)y = \frac{1}{1-(-x)}
これは初項が 11、公比が x-x の等比数列の和の形をしています。
したがって、x<1|x| < 1 のとき、次のようになります。
y=1x+x2x3+x4=n=0(1)nxny = 1 - x + x^2 - x^3 + x^4 - \dots = \sum_{n=0}^{\infty} (-1)^n x^n

3. 最終的な答え

y=n=0(1)nxny = \sum_{n=0}^{\infty} (-1)^n x^n

「解析学」の関連問題

無限等比級数の和 $\sum_{k=1}^{\infty} 4 \left(\frac{2}{3}\right)^{k-1}$ を計算し、$\frac{\text{ア}}{1-\frac{\text{...

無限等比級数級数等比数列
2025/6/10

無限級数 $\sum_{n=1}^{\infty} (\frac{6-1}{6})^n$ の値を求めます。

無限級数等比級数収束
2025/6/10

数列 $a_n$ が $\lim_{n \to \infty} a_n = 0$ を満たすとき、無限級数 $\sum_{k=1}^{\infty} a_k$ が収束するかどうかを問う問題です。

無限級数収束発散極限調和級数
2025/6/10

関数 $f(x) = \log(x^2 + 2)$ の導関数を求める。

導関数対数関数合成関数の微分チェインルール
2025/6/10

関数 $f(x) = \log(x^2+2)$ が与えられています。この関数に関して、問1-(4)に答える必要がありますが、具体的な問題文が与えられていません。ここでは、$f(x)$の定義域、値域、増...

関数対数関数定義域値域偶関数増減極値
2025/6/10

微分方程式 $\frac{dy}{dx} = \frac{6y}{6x - 2y}$ の一般解を求め、条件 $x=1$ のとき $y=1$ となる解を、与えられた選択肢の中から選ぶ問題です。

微分方程式一般解初期条件同次形微分方程式
2025/6/10

(1) $f(x) = \arctan x$ のとき、$(x^2+1)f'(x) = 1$ を示す。 (2) (1)の両辺を $n$ 回微分することにより、$(x^2+1)f^{(n+1)}(x) +...

微分ライプニッツの公式高階微分arctan関数
2025/6/10

与えられた微分方程式 $y' = \frac{6y}{6x - 2y}$ の一般解を求め、初期条件 $x=1$ のとき $y=1$ となる解を、与えられた選択肢の中から選びます。

微分方程式一般解初期条件変数分離
2025/6/10

与えられた微分方程式 $y' = \frac{6y}{6x-2y}$ の一般解を求め、初期条件 $x=1$ のとき $y=1$ となる解を、選択肢の中から選びます。

微分方程式一般解初期条件同次形
2025/6/10

与えられた微分方程式 $y' = \frac{6y}{6x - 2y}$ の一般解を求め、条件 $x=1$ のとき $y=1$ を満たす解を、選択肢の中から選ぶ問題です。

微分方程式一般解線形微分方程式
2025/6/10