問題は、与えられた3つの事柄が命題であるかどうかを判断し、命題である場合はその真偽を答えることです。 (1) 23を3で割ると2余る。 (2) 二等辺三角形は正三角形である。 (3) 3.14は円周率 $\pi$ のよい近似値である。

その他命題真偽論理
2025/6/10

1. 問題の内容

問題は、与えられた3つの事柄が命題であるかどうかを判断し、命題である場合はその真偽を答えることです。
(1) 23を3で割ると2余る。
(2) 二等辺三角形は正三角形である。
(3) 3.14は円周率 π\pi のよい近似値である。

2. 解き方の手順

(1) 23を3で割ったときの余りを計算します。23÷3=723 \div 3 = 7 余り 22 なので、この事柄は真です。
(2) 二等辺三角形は少なくとも2つの辺が等しい三角形のことです。正三角形は3つの辺が等しい三角形です。二等辺三角形の中には正三角形であるものも含まれますが、常にそうであるとは限りません。例えば、2つの辺が等しく、残りの1つの辺が異なる長さの二等辺三角形は正三角形ではありません。したがって、この事柄は偽です。
(3) 円周率 π\pi は約3.14159...の値を持つ無理数です。3.14はπ\piの近似値としてよく用いられます。したがって、この事柄は真です。

3. 最終的な答え

(1) 命題であり、真。
(2) 命題であり、偽。
(3) 命題であり、真。

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