条件 $p$：「三角形ABCが正三角形」は、条件 $q$：「三角形ABCにおいて、$\angle A = \angle B$」であるための何であるかを問う問題です。選択肢の中から適切なものを選びます。

1. 問題の内容

条件 $p$：「三角形ABCが正三角形」は、条件 $q$：「三角形ABCにおいて、$\angle A = \angle B$」であるための何であるかを問う問題です。選択肢の中から適切なものを選びます。

2. 解き方の手順

* $p \Rightarrow q$（$p$ ならば $q$）が成り立つかどうかを検討します。

三角形ABCが正三角形ならば、3つの角はすべて60度なので、$\angle A = \angle B$ が成り立ちます。したがって、$p \Rightarrow q$ は真です。

* $q \Rightarrow p$（$q$ ならば $p$）が成り立つかどうかを検討します。

三角形ABCにおいて、$\angle A = \angle B$ ならば、三角形ABCは二等辺三角形です。しかし、$\angle A = \angle B$ であるだけでは、正三角形であるとは限りません。例えば、$\angle A = \angle B = 50^\circ$ で $\angle C = 80^\circ$ の二等辺三角形も存在します。したがって、$q \Rightarrow p$ は偽です。

$p \Rightarrow q$ は真、$q \Rightarrow p$ は偽であるので、$p$ は $q$ であるための十分条件であるが、必要条件ではありません。

3. 最終的な答え

(3) 十分条件であるが必要条件ではない