1から6までの数字が書かれた6枚のカードから2枚を同時に取り出すとき、取り出した2枚のカードに書かれた数字の積が奇数になる確率を求める問題です。

確率論・統計学確率組み合わせ場合の数
2025/3/9

1. 問題の内容

1から6までの数字が書かれた6枚のカードから2枚を同時に取り出すとき、取り出した2枚のカードに書かれた数字の積が奇数になる確率を求める問題です。

2. 解き方の手順

積が奇数になるのは、2枚とも奇数のカードを引く場合のみです。
1から6までの数字のうち、奇数は1, 3, 5の3つです。
まず、2枚のカードの選び方の総数を計算します。これは6枚から2枚を選ぶ組み合わせなので、6C2_{6}C_{2}で求められます。
6C2=6!2!(62)!=6×52×1=15_{6}C_{2} = \frac{6!}{2!(6-2)!} = \frac{6 \times 5}{2 \times 1} = 15
次に、2枚とも奇数のカードを選ぶ場合の数を計算します。これは3枚の奇数から2枚を選ぶ組み合わせなので、3C2_{3}C_{2}で求められます。
3C2=3!2!(32)!=3×22×1=3_{3}C_{2} = \frac{3!}{2!(3-2)!} = \frac{3 \times 2}{2 \times 1} = 3
したがって、積が奇数になる確率は、2枚とも奇数を選ぶ場合の数2枚のカードの選び方の総数\frac{\text{2枚とも奇数を選ぶ場合の数}}{\text{2枚のカードの選び方の総数}}で求められます。
確率は 315=15\frac{3}{15} = \frac{1}{5}となります。

3. 最終的な答え

15\frac{1}{5}

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