表は各事業の売上高比率が年度ごとに示されています。2018年のコンテンツ事業の売上高が2016年の1.2倍だった場合、2018年の全体の売上高は2016年のおよそ何倍になるかを求める問題です。

応用数学比率割合計算
2025/6/10

1. 問題の内容

表は各事業の売上高比率が年度ごとに示されています。2018年のコンテンツ事業の売上高が2016年の1.2倍だった場合、2018年の全体の売上高は2016年のおよそ何倍になるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、2016年の各事業の売上高比率をxix_i (i=1,2,3,4i=1,2,3,4)とします。
そして、2016年の全体の売上高をS2016S_{2016}とします。
同様に、2018年の各事業の売上高比率をyiy_i (i=1,2,3,4i=1,2,3,4)とし、2018年の全体の売上高をS2018S_{2018}とします。
表から、
x1=46.3x_1 = 46.3, x2=40.2x_2 = 40.2, x3=12.5x_3 = 12.5, x4=1.0x_4 = 1.0
y1=50.3y_1 = 50.3, y2=36.8y_2 = 36.8, y3=10.7y_3 = 10.7, y4=2.2y_4 = 2.2
コンテンツ事業の売上高について、2018年の売上高が2016年の1.2倍という条件から、
0.503S2018=1.2×0.463S20160.503 S_{2018} = 1.2 \times 0.463 S_{2016}
S2018=1.2×0.4630.503S20161.103S2016S_{2018} = \frac{1.2 \times 0.463}{0.503} S_{2016} \approx 1.103 S_{2016}
全体の売上高の倍率を計算します。コンテンツ事業の売上高が2016年の1.2倍になるように調整します。
2016年の売上高比率の合計は、46.3+40.2+12.5+1.0=10046.3 + 40.2 + 12.5 + 1.0 = 100 です。
2018年の売上高比率の合計は、50.3+36.8+10.7+2.2=10050.3 + 36.8 + 10.7 + 2.2 = 100 です。
2016年の売上高をSSとすると、コンテンツ事業の売上高は0.463S0.463Sです。2018年のコンテンツ事業の売上高は1.2×0.463S=0.5556S1.2\times0.463S = 0.5556Sです。
2018年のコンテンツ事業の売上高比率は50.350.3なので、全体の売上高をSS'とすると、0.503S=0.5556S0.503S' = 0.5556S。よって、S=0.55560.503S=1.10457SS' = \frac{0.5556}{0.503} S = 1.10457 S
2018年の全体の売上高は2016年の約1.1倍です。

3. 最終的な答え

約1.1倍

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