男子6人、女子8人の中から5人を選んでチームを作る。このとき、男子2人、女子3人となるようなチームの作り方は何通りあるか求めよ。

確率論・統計学組み合わせ場合の数組み合わせ論
2025/6/10

1. 問題の内容

男子6人、女子8人の中から5人を選んでチームを作る。このとき、男子2人、女子3人となるようなチームの作り方は何通りあるか求めよ。

2. 解き方の手順

まず、男子6人の中から2人を選ぶ組み合わせの数を計算します。これは組み合わせの公式 nCr=n!r!(nr)!_nC_r = \frac{n!}{r!(n-r)!} を用いて計算できます。
男子の選び方は 6C2=6!2!(62)!=6!2!4!=6×52×1=15_6C_2 = \frac{6!}{2!(6-2)!} = \frac{6!}{2!4!} = \frac{6 \times 5}{2 \times 1} = 15 通りです。
次に、女子8人の中から3人を選ぶ組み合わせの数を計算します。これも組み合わせの公式を用いて計算します。
女子の選び方は 8C3=8!3!(83)!=8!3!5!=8×7×63×2×1=56_8C_3 = \frac{8!}{3!(8-3)!} = \frac{8!}{3!5!} = \frac{8 \times 7 \times 6}{3 \times 2 \times 1} = 56 通りです。
最後に、男子2人を選び、かつ女子3人を選ぶ組み合わせの数を求めるので、それぞれの選び方の数を掛け合わせます。
全体の選び方は 15×56=84015 \times 56 = 840 通りです。

3. 最終的な答え

840通り

「確率論・統計学」の関連問題

問題は、ある工場の男子従業員の握力検査の結果を示した度数分布表を完成させ、メジアン(中央値)がどの階級に含まれるかを答えるものです。具体的には、(1)累積度数を求め、(2)各階級の相対度数を求め、(3...

度数分布メジアン累積度数相対度数統計
2025/6/12

2本とも外れのくじを引く確率を計算します。7本中、外れくじは5本なので、その中から2本引く組み合わせの数は、$_5C_2 = \frac{5 \times 4}{2 \times 1} = 10$通り...

期待値組み合わせ確率
2025/6/12

2本の当たりくじを含む6本のくじがあるとき、一度に2本のくじを引く際に含まれる当たりくじの本数の期待値を計算する。

期待値確率組み合わせ
2025/6/12

袋の中に赤球3個と白球2個、合計5個の球が入っている。この袋から一度に2個の球を取り出す。 (1) 取り出した球に含まれる赤球の個数の期待値を求める。 (2) 取り出した球に含まれる白球の個数の期待値...

期待値組み合わせ確率
2025/6/12

くじ引きの賞金とその本数が表で与えられています。このくじを1回引いたときに得られる賞金の期待値を計算します。

期待値確率くじ引き
2025/6/12

表に示すくじの期待値を求める問題です。くじの賞金と本数が与えられており、1本あたりの賞金額を計算する式の空欄を埋める必要があります。

期待値確率算数くじ
2025/6/12

くじ引きの期待値を求める問題です。 1等の賞金は500円で1本、2等の賞金は100円で3本、3等の賞金は30円で6本、合計10本のくじがあります。このくじを1回引いた時に得られる賞金の期待値を計算しま...

期待値確率くじ引き
2025/6/12

7本のくじの中に当たりくじが2本ある。AさんとBさんの2人が、Aさんから順番に1本ずつくじを引く。Aさんが引いたくじは元に戻さないとき、Bさんが当たる確率を求めよ。

確率条件付き確率くじ引き
2025/6/12

問題5:赤玉5個と白玉7個が入った袋から、玉を1個ずつ2個取り出す試行を考える。ただし、取り出した玉は元に戻さない。1個目に赤玉が出たときに、2個目に白玉が出る確率を求めよ。 問題6(1):赤玉7個と...

確率条件付き確率事象
2025/6/12

袋の中に赤玉が5個、白玉が7個入っている。袋から玉を1個ずつ2個取り出す。ただし、取り出した玉は元に戻さない。1個目に赤玉が出たとき、2個目に白玉が出る確率を求めよ。

確率条件付き確率玉を取り出す
2025/6/12