2次方程式 $x^2 + 2mx + m = 0$ が異なる2つの虚数解を持つとき、定数 $m$ の値の範囲を求めます。

代数学二次方程式判別式虚数解不等式
2025/6/10

1. 問題の内容

2次方程式 x2+2mx+m=0x^2 + 2mx + m = 0 が異なる2つの虚数解を持つとき、定数 mm の値の範囲を求めます。

2. 解き方の手順

2次方程式が異なる2つの虚数解を持つための条件は、判別式 DDD<0D < 0 であることです。
与えられた2次方程式 x2+2mx+m=0x^2 + 2mx + m = 0 の判別式 DD は、
D=(2m)24(1)(m)=4m24mD = (2m)^2 - 4(1)(m) = 4m^2 - 4m
となります。
異なる2つの虚数解を持つためには、D<0D < 0 である必要があるので、
4m24m<04m^2 - 4m < 0
4m(m1)<04m(m - 1) < 0
m(m1)<0m(m - 1) < 0
この不等式を解くと、0<m<10 < m < 1 となります。

3. 最終的な答え

0<m<10 < m < 1

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