赤玉4個、白玉2個、青玉4個を1列に並べる並べ方は何通りあるかを求める問題です。

確率論・統計学順列組み合わせ場合の数
2025/6/10

1. 問題の内容

赤玉4個、白玉2個、青玉4個を1列に並べる並べ方は何通りあるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、すべての玉を区別すると考えた場合、10個の玉の並べ方は10!通りです。
しかし、実際には同じ色の玉は区別しないので、それぞれの色の玉の並べ替えの分だけ重複して数えています。
赤玉4個の並べ替えは4!通り、白玉2個の並べ替えは2!通り、青玉4個の並べ替えは4!通りなので、重複をなくすために、10!を4!、2!、4!で割る必要があります。
したがって、求める並べ方は
10!4!2!4!\frac{10!}{4!2!4!}
となります。
これを計算します。
10!=10×9×8×7×6×5×4×3×2×1=362880010! = 10 \times 9 \times 8 \times 7 \times 6 \times 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 3628800
4!=4×3×2×1=244! = 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 24
2!=2×1=22! = 2 \times 1 = 2
10!4!2!4!=362880024×2×24=36288001152=3150\frac{10!}{4!2!4!} = \frac{3628800}{24 \times 2 \times 24} = \frac{3628800}{1152} = 3150

3. 最終的な答え

3150通り

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