与えられた複素数の等式を満たす実数 $x$ と $y$ の値を求めます。 (1) $(x+3y)+(y+2)i=0$ (2) $(x-y)+(3x+2y)i=4+2i$

代数学複素数連立方程式実数虚数方程式
2025/6/10

1. 問題の内容

与えられた複素数の等式を満たす実数 xxyy の値を求めます。
(1) (x+3y)+(y+2)i=0(x+3y)+(y+2)i=0
(2) (xy)+(3x+2y)i=4+2i(x-y)+(3x+2y)i=4+2i

2. 解き方の手順

複素数の等式において、実部と虚部はそれぞれ等しくなければなりません。
(1) (x+3y)+(y+2)i=0(x+3y)+(y+2)i=0 の場合:
実部と虚部がそれぞれ0になるので、以下の連立方程式が成り立ちます。
x+3y=0x+3y = 0
y+2=0y+2 = 0
2番目の式から y=2y=-2 が得られます。
これを1番目の式に代入すると、x+3(2)=0x+3(-2)=0 となり、x6=0x-6=0 より x=6x=6 が得られます。
(2) (xy)+(3x+2y)i=4+2i(x-y)+(3x+2y)i=4+2i の場合:
実部と虚部を比較して、以下の連立方程式を得ます。
xy=4x-y = 4
3x+2y=23x+2y = 2
1番目の式を2倍すると、2x2y=82x-2y = 8 となります。
これを2番目の式に足し合わせると、3x+2y+2x2y=2+83x+2y + 2x-2y = 2+8 より 5x=105x=10 となり、x=2x=2 が得られます。
x=2x=2 を1番目の式に代入すると、2y=42-y=4 となり、y=24=2y=2-4=-2 が得られます。

3. 最終的な答え

(1) x=6x=6, y=2y=-2
(2) x=2x=2, y=2y=-2

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