(1) ∑k=1n(5k+4) を求める。 まず、シグマ記号の性質を利用して、和を分解します。
∑k=1n(5k+4)=∑k=1n5k+∑k=1n4 次に、定数倍の性質を利用して、5をシグマ記号の外に出します。
∑k=1n5k=5∑k=1nk ∑k=1nk は 1 から n までの自然数の和であり、2n(n+1) で表されます。 ∑k=1n4 は 4 を n 回足すことになるので、4n となります。 したがって、
∑k=1n(5k+4)=5⋅2n(n+1)+4n =25n(n+1)+28n =25n2+5n+8n =25n2+13n (2) ∑k=1n−16k を求める。 この和は、初項 6, 公比 6, 項数 n−1 の等比数列の和です。 等比数列の和の公式は、Sn=r−1a(rn−1) です。 ここで、a=6, r=6, n は n−1 に置き換えます。 したがって、
∑k=1n−16k=6−16(6n−1−1) =56(6n−1−1) =56n−6