(15) 放物線の式が与えられており、その放物線が通る2点の座標が与えられています。これらの情報から、式に含まれる未知の定数$a$と$b$の値を求めます。 (16) 2次関数が与えられており、その最小値が与えられています。この情報から、式に含まれる未知の定数$a$の値を求めます。

代数学二次関数放物線連立方程式平方完成最小値
2025/6/11
はい、承知いたしました。問題文にある以下の問題を解きます。
**(15) 放物線 y=x2+ax+by = x^2 + ax + b が2点 (1,3)(1,3), (3,7)(3,7) を通るとき、定数 a,ba,b の値を求めなさい。**
**(16) 2次関数 y=2x24x+ay = 2x^2 - 4x + a の最小値が 5-5 であるとき、定数 aa の値を求めなさい。**

1. 問題の内容

(15) 放物線の式が与えられており、その放物線が通る2点の座標が与えられています。これらの情報から、式に含まれる未知の定数aabbの値を求めます。
(16) 2次関数が与えられており、その最小値が与えられています。この情報から、式に含まれる未知の定数aaの値を求めます。

2. 解き方の手順

(15)
放物線 y=x2+ax+by = x^2 + ax + b が点 (1,3)(1,3) を通るので、
3=12+a(1)+b3 = 1^2 + a(1) + b
3=1+a+b3 = 1 + a + b
a+b=2a + b = 2 ...(1)
放物線 y=x2+ax+by = x^2 + ax + b が点 (3,7)(3,7) を通るので、
7=32+a(3)+b7 = 3^2 + a(3) + b
7=9+3a+b7 = 9 + 3a + b
3a+b=23a + b = -2 ...(2)
(2) - (1) より、
2a=42a = -4
a=2a = -2
(1) に a=2a = -2 を代入すると、
2+b=2-2 + b = 2
b=4b = 4
(16)
2次関数 y=2x24x+ay = 2x^2 - 4x + a を平方完成します。
y=2(x22x)+ay = 2(x^2 - 2x) + a
y=2(x22x+11)+ay = 2(x^2 - 2x + 1 - 1) + a
y=2((x1)21)+ay = 2((x - 1)^2 - 1) + a
y=2(x1)22+ay = 2(x - 1)^2 - 2 + a
この2次関数の頂点のy座標(最小値)は 2+a-2 + a です。
最小値が 5-5 であるので、
2+a=5-2 + a = -5
a=3a = -3

3. 最終的な答え

(15)
a=2a = -2
b=4b = 4
(16)
a=3a = -3

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