与えられた式を展開または因数分解する問題です。 * 1.(1): $(a-b-6)(a-b+6)$ を展開する。$a-b = A$ とおく。 * 1.(2): $(x-y+5)^2$ を展開する。$x-y=X$ とおく。 * 2.(1): $(x+y)^2 + 2(x+y) - 15$ を因数分解する。$x+y = X$ とおく。 * 2.(2): $(3b-1)^2 - (b+7)^2$ を因数分解する。

代数学展開因数分解多項式
2025/6/11

1. 問題の内容

与えられた式を展開または因数分解する問題です。
* 1.(1): (ab6)(ab+6)(a-b-6)(a-b+6) を展開する。ab=Aa-b = A とおく。
* 1.(2): (xy+5)2(x-y+5)^2 を展開する。xy=Xx-y=X とおく。
* 2.(1): (x+y)2+2(x+y)15(x+y)^2 + 2(x+y) - 15 を因数分解する。x+y=Xx+y = X とおく。
* 2.(2): (3b1)2(b+7)2(3b-1)^2 - (b+7)^2 を因数分解する。

2. 解き方の手順

* 1.(1): ab=Aa-b = A とおくと、式は (A6)(A+6)(A-6)(A+6) となる。これは (A6)(A+6)=A236(A-6)(A+6) = A^2 - 36 と展開できる。A=abA = a-b を代入すると、(ab)236=a22ab+b236(a-b)^2 - 36 = a^2 - 2ab + b^2 - 36 となる。
* 1.(2): xy=Xx-y = X とおくと、式は (X+5)2(X+5)^2 となる。これは X2+10X+25X^2 + 10X + 25 と展開できる。X=xyX = x-y を代入すると、(xy)2+10(xy)+25=x22xy+y2+10x10y+25(x-y)^2 + 10(x-y) + 25 = x^2 - 2xy + y^2 + 10x - 10y + 25 となる。
* 2.(1): x+y=Xx+y = X とおくと、式は X2+2X15X^2 + 2X - 15 となる。これは (X+5)(X3)(X+5)(X-3) と因数分解できる。X=x+yX = x+y を代入すると、(x+y+5)(x+y3)(x+y+5)(x+y-3) となる。
* 2.(2): 式は A2B2A^2 - B^2 の形である。したがって、(A+B)(AB)(A+B)(A-B) と因数分解できる。A=3b1A = 3b-1B=b+7B = b+7 を代入すると、(3b1+b+7)(3b1(b+7))=(4b+6)(2b8)=2(2b+3)2(b4)=4(2b+3)(b4)(3b-1 + b+7)(3b-1 - (b+7)) = (4b+6)(2b-8) = 2(2b+3)2(b-4) = 4(2b+3)(b-4) となる。

3. 最終的な答え

* 1.(1): a22ab+b236a^2 - 2ab + b^2 - 36
* 1.(2): x22xy+y2+10x10y+25x^2 - 2xy + y^2 + 10x - 10y + 25
* 2.(1): (x+y+5)(x+y3)(x+y+5)(x+y-3)
* 2.(2): 4(2b+3)(b4)4(2b+3)(b-4)

「代数学」の関連問題

$A = 4 + \sqrt{5}$ と $B = \frac{3 + \sqrt{5}}{2}$ が与えられています。 $A$ の小数部分を $p$, $B$ の小数部分を $q$ とするとき、$2...

平方根式の計算整数部分小数部分
2025/6/11

与えられた2変数多項式 $2x^2 - xy + 4x - y^2 - y + 2$ を因数分解する。

因数分解多項式2変数
2025/6/11

周囲3600mの池があり、Aは自転車、Bは徒歩で回ります。同じ場所から同時に出発し、反対方向に回ると15分後に出会い、同じ方向に回ると30分後にAがBに追いつきます。AとBそれぞれの速さ(分速)を求め...

連立方程式文章問題速さ距離
2025/6/11

周囲が3600mの池があり、Aは自転車、Bは徒歩で回る。同じ場所から同時に出発し、反対方向に回ると15分後に出会い、同じ方向に回ると30分後にAがBに追いつく。AとBそれぞれの速さを求めよ。Aの速さを...

連立方程式速度距離文章問題
2025/6/11

2次方程式 $x^2 - 2(a-1)x - 4a = 0$ が、 $-3 \le x \le 1$ の範囲に異なる2つの実数解を持つような定数 $a$ の値の範囲を求める。

二次方程式解の配置判別式不等式
2025/6/11

連続する2つの整数の積に、大きい方の整数を加えた数が、大きい方の整数の2乗になることを証明する。

整数証明因数分解式の展開
2025/6/11

与えられた2次関数 $f(x) = x^2 - ax + a + 8$ について、以下の問いに答えます。ただし、$a$ は正の定数です。 (1) 放物線 $y = f(x)$ の頂点の座標を $a$ ...

二次関数平方完成二次不等式最大・最小
2025/6/11

九九の表における数の並びに関する問題です。最初に選んだ数 $a \times b$ を4倍した値が、その数の左上、右上、左下、右下の4つの数の和と等しくなることを証明する問題です。

代数証明数式処理九九
2025/6/11

かけ算の九九表において、ある数を4倍した値が、その数の左上、右上、左下、右下の4つの数の和と等しくなることを証明する問題です。最初に決めた数のかけられる数を $a$、かける数を $b$ とします。空欄...

展開式の計算証明数式
2025/6/11

$a = 3.2$ 、 $b = \frac{4}{5}$ のとき、$a^2 - b^2$ の値を求めなさい。

式の計算数値計算二乗の差
2025/6/11