2桁の正の整数を求めます。その整数は、各位の数の和の4倍よりも3大きく、また、十の位と一の位の数を入れ替えた整数は、元の整数よりも9大きいです。

代数学連立方程式文章問題整数
2025/6/11

1. 問題の内容

2桁の正の整数を求めます。その整数は、各位の数の和の4倍よりも3大きく、また、十の位と一の位の数を入れ替えた整数は、元の整数よりも9大きいです。

2. 解き方の手順

元の整数の十の位を xx、一の位を yy とすると、元の整数は 10x+y10x + y と表すことができます。
問題文から、以下の2つの式が成り立ちます。
* 10x+y=4(x+y)+310x + y = 4(x + y) + 3
* 10y+x=10x+y+910y + x = 10x + y + 9
最初の式を整理すると、
10x+y=4x+4y+310x + y = 4x + 4y + 3
6x3y=36x - 3y = 3
2xy=12x - y = 1
次の式を整理すると、
10y+x=10x+y+910y + x = 10x + y + 9
9y9x=99y - 9x = 9
yx=1y - x = 1
これで、xxyy に関する連立方程式ができました。
* 2xy=12x - y = 1
* yx=1y - x = 1
この連立方程式を解きます。2つの式を足し合わせると、
(2xy)+(yx)=1+1(2x - y) + (y - x) = 1 + 1
x=2x = 2
これを、yx=1y - x = 1 に代入すると、
y2=1y - 2 = 1
y=3y = 3
したがって、元の整数の十の位は2、一の位は3なので、元の整数は23です。

3. 最終的な答え

23

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