(1)
x1+y1=31 より、3x+3y=xy。 変形して、xy−3x−3y=0。 両辺に9を加えて、xy−3x−3y+9=9。 (x−3)(y−3)=9。 x,y は自然数なので、x−3,y−3 は整数であり、x≤y より x−3≤y−3。 9の約数の組は (1,9),(3,3),(−9,−1),(−3,−3),(−1,−9) である。 このうち、x−3≤y−3 を満たすものは、(1,9),(3,3),(−9,−1),(−3,−3) それぞれに対応する x,y の組は、(4,12),(6,6),(−6,2),(0,0) となる。 ただし、x,yは自然数なので、(4,12),(6,6) のみである。 よって、(x,y)=(4,12),(6,6)。 (2)
x1+y1+z1=34 を満たす自然数 x,y,z (x≤y≤z) の組の個数と、x+y+z の最大値を求めます。 まず、x,y,z は自然数なので、x,y,z≥1 であるから、x1,y1,z1≤1。 x≤y≤z より、x1≥y1≥z1 なので、x3≥34。 x≤49=2.25 となるため、x=1 または x=2 である。 x=1 のとき、y1+z1=34−1=31。 これは (1) と同じなので、(y,z)=(4,12),(6,6)。 x=2 のとき、y1+z1=34−21=65。 y2≥65 より、12≥5y。 y≤512=2.4 となるため、y=2 である。 z1=65−21=62=31。 以上より、(x,y,z)=(1,4,12),(1,6,6),(2,2,3) の3組。 ただし、x≤y≤zであるから、これらの並び替えを考慮する必要がある。 (1, 4, 12) の並び替えは6通り。
(1, 6, 6) の並び替えは3通り。
(2, 2, 3) の並び替えは3通り。
よって、合計12通り。
x1+y1+z1=34 を満たす自然数 x,y,z (x≤y≤z) の組は、 (1, 4, 12) から (1, 4, 12), (1, 12, 4), (4, 1, 12), (4, 12, 1), (12, 1, 4), (12, 4, 1)。
(1, 6, 6) から (1, 6, 6), (6, 1, 6), (6, 6, 1)。
(2, 2, 3) から (2, 2, 3), (2, 3, 2), (3, 2, 2)。
x≤y≤zを満たす組は、(1,4,12), (1,6,6), (2,2,3)の3組である。 組の個数は3個。
x+y+z の最大値を考える。 (1, 4, 12) のとき、x+y+z=1+4+12=17。 (1, 6, 6) のとき、x+y+z=1+6+6=13。 (2, 2, 3) のとき、x+y+z=2+2+3=7。 したがって、x+y+z の最大値は17である。