袋の中にたくさんの白玉が入っている。白玉の個数を調べるために、同じ大きさの赤玉60個を袋に入れる。よく混ぜた後、36個の玉を取り出したところ、赤玉が8個含まれていた。袋の中の白玉の個数を推定する問題。

確率論・統計学標本調査推定比率
2025/3/27

1. 問題の内容

袋の中にたくさんの白玉が入っている。白玉の個数を調べるために、同じ大きさの赤玉60個を袋に入れる。よく混ぜた後、36個の玉を取り出したところ、赤玉が8個含まれていた。袋の中の白玉の個数を推定する問題。

2. 解き方の手順

まず、取り出した36個の玉に含まれる赤玉の割合を計算する。
836=29 \frac{8}{36} = \frac{2}{9}
これは、袋全体における赤玉の割合の推定値と考えることができる。
袋の中の白玉の個数を xx とすると、袋全体では x+60x + 60 個の玉が入っている。このうち赤玉は60個なので、赤玉の割合は 60x+60 \frac{60}{x+60} と表せる。
したがって、次の式が成り立つ。
60x+6029 \frac{60}{x+60} \approx \frac{2}{9}
この式を解く。
2(x+60)=60×9 2(x+60) = 60 \times 9
2x+120=540 2x + 120 = 540
2x=420 2x = 420
x=210 x = 210
したがって、白玉の個数は約210個と推定される。

3. 最終的な答え

210個

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